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義理を通すことの大事さ

こんにちは!

馬場大輔です♪

今日は商売をうまくいかせる上で大事な『義理』について書いていきます。

義理人情という言葉を聞いたことはありますか?

義理とは、物事の正しい筋道のこと。
対人関係において義理を通すと言うと、約束をきっちり守るとか、いただいた恩をしっかり返すとかそういう感じかなと思います。

人情は想いで義理は行為です。

思っていても行動が伴っていないとそれは義理とは言えません。

義理と聞くと拘束やルール的な意味合いにも捉えられますが、それくらい人として大事にすべきことという風に捉えることもできます。

特に今の時代は簡単に目移りしそうなもので溢れ返っています。
目先の損得や快楽を満たすものを優先してしまいがちです。
いつの時代も楽して手にできるという言葉に人は弱いものです。

義理堅い人といえば

ぼくの頭にパッと思い浮かんだのが、石田三成です。

石田三成は豊臣家に忠義を尽くし最後まで豊臣政権のために戦い抜いた武将です。

15歳から豊臣秀吉に仕えることになった三成は頭脳明晰と言われています。

秀吉に3杯のお茶をそれぞれ温度を変えて出した話は有名です。

戦国時代は生きるか死ぬか。
主従関係に確固たるものはなく、何かをきっかけに寝返ったりすることは日常茶飯事でした。
今そんなことをしたら凄く生きにくいですよね。

そんな中豊臣家一筋で仕えた石田三成はかなり稀有な存在であったに違いありません。

また家臣に対しても仁義を尽くす男でした。

島左近という有名な武将を配下におくために猛烈なアプローチをします。

石田三成に過ぎたるものが二つあり、島の左近と佐和山の城

と言われるほど、島左近という男の力は強大なものだったようです。

そんな島左近に三成は、自身が持つ領土4万石のうち2万石を与えました。

決して2万石は左近にとって喉から手が出るほど欲しいものではなかったはずですが、自分の領地の半分を明け渡す三成の本気度に心が動いたに違いありません。

そんな三成と左近も関ヶ原の合戦で共に戦い抜き、義理を尽くしたに違いありません。

依存できない時代だからこそ義理を大事にする

年功序列、終身雇用は終わり、退職金や年金ももらえるかわからない時代に突入しています。

今は国や会社に依存していては、最後に痛い目を見るのは自分です。

一つの会社に勤め続けるという働き方を選ぶ方が珍しい。
選択の自由が広がり、それぞれにとっての幸せを選べる時代になってきています。

だからこそ、一つ一つの選択が良くも悪くも軽くなってしまいがちです。

自分の選択を簡単に反故にしてしまう。

無理に続ける必要はありませんが、正々堂々気持ちよく別れることも大事だなと思います。

日本の大商人である斉藤ひとりさんも義理人情が大事だと言っています。

口でお世話になりました、感謝していますなど言うのは簡単。

その後に義理を果たしているかが、商売の発展に大きく関係しているのだと。

僕自身も、結果になった時に偉そうにするのではなく、いろんな人のお陰様で今の自分がいるんだということを忘れずに、人生を豊かにしていきます♪


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