流行りは作られているの？

そう言えばこの話したかな？と疑問に思って調べたらやっぱりしていなかった。となったので今日はデザインについてのお話しをしたいと思います。(流行りモノのお話し)

少し難しい話になってしまうかもしれないので、なるべくざくっくりとわかりやすくしていきたいと思います。

流行りは作られている

皆さんはコーディネートやデザインはどこから始まっているか知っています？
僕は働き出してから勉強して知ったのですが、このことは知っている方が買い物が楽しくなるだろうなと感じました。
これはここから来ているのかやこれはこうだよねと話の幅が広がればいいのかなとも思います

ちなみに、流行はどこから来てどのように広がるのだと思いますか？

流行にはヒエラルキーが存在しています。
最高位はパリ・ミラノのコレクションブランド。
最下位はユニクロなどの大量量販店になっています。

デザインは上から下に流されていますが、中には完全に無視しているブランドもあります。(完全に独自路線です。)
ある程度のブランドは意識的にせよ無意識的にせよ、上層のデザインをうけていますが、実際はこうんな感じです。

例えば
ハイブランドが打ち出すカッコいいデザインを打ち出す。
↓
コレクションを見たバイヤー、モデル、スタイリストなどが真似する
↓
需要を察知して、一段下の階層のブランドが真似をしてデザインをする
↓
一段下の階層のブランドの顧客さんが着はじめる
↓
高くて買えない人がいる為、二段下の階層のブランドが真似をしてデザインをする
↓
二段下の階層のブランドの顧客さんが着はじめる
↓
大量生産型のお店でも並び始める
このような流れでになっています。
これがざっくりとしたヒエラルキーになります。
何となくですガンガン掴む事ができたのではないかと思いますが下位までに来るのに時間は相当かかっています。
また、はじめのデザインから大きく変化している事があるのでわかりにくくなってると感じています。

完全なコピーが存在している？

スキニーデニムは今でこそ男女問わずに履くことができるパンツになっていますが、これもヒエラルキーにてっぺんから下に流れて今でもユニクロなどのお店でスキニーが定番として販売さてれています。
今ではなくてならないモノになっている方もいると思います。

一昔前にも、細いデニムは存在していましたが、肌にしっかりとついてくるモノはなかったです。（だからスキニーデニムを見た時は感動したよ）

ましてや一昔前では、細いデニムをメンズが履くこと自体が変なことと認識されていた時代です。

また、特にストリートファッションも多くてメンズのボトムはゆるめという感覚が好みの人も多かったのではないかと思います。
ひょんなことに服の常識はガラッとからっているのがわかってもらえたと思いますし、デザインのヒエラルキーも理解きたと思います。

コピーとは少し違う？

ヒエラルキーの頂点から最下位に来るまでには時間はかなりかかります。
その間にブランドは手を加えていき、模倣に模倣を繰り返して最下層に降りてきます。
少しずつ少しずつですが、源流（はじめのデザイン）から離れていき変化していったデザインになっでいきます。何度も繰り返した伝言ゲームのように最後は原型を留めていない事多いです。

細部が変更され素材が違くものに代替えになり、本来の意味から遠く、見たら似てるだけになっている可能性があります。
ここで言える事はコピーではない本物を着る必要がないと思います。

オリジナルは高価で無理に手を出す必要はないと思います。
もにつけないといけない事はなるべく劣化していないコピーを見つけることができるかにかかっていると思います。

それは意外とユニクロなどのファストファションに多く存在しています。

昔のファストファションの大量量販店なんて安かろう悪かろばかりでしたが、近年は大きく変わっで安くていいモノがたくさんあります。

その理由としては、インターネットによって情報処理が発展したことによって、海外コレクションなどのトレンドが見れるようになった事だと思っています。
また、ヒエラルキーは近年間違いなくスピードUPしていると思います。

ユニクロもそういった感度の高い人が増えてきたこともあり、デザイナーズブランドとのコラボレーションもたくさん発売されているのから読み解く事ができます。

通常展開商品もこれユニクロ？と思えるようなオシャレなものも増えてきました。
シャツやパンツはどれもレベルは高いです。

しかし、いくら存在するとはいえ山ほどある多い洋服の中から、なるべく劣化してないコピーを見つけることが難しいと思います。
（結構至難の技になってきている）

見分けるのは難しい
正直な事を言うと見分けるのとても難しいです。見つけることができるようになるにはまずは、モノを知らないとはじまりません。

知らなければ見過ごし、手に取ることもできないのです。
違いが分からなければオシャレなアイテムを手に取ることも難しいです。

また、それが感覚的に分かるようになるには莫大なお金と時間を費やして失敗と成功を繰り返すしか方法はありません。

しかし、一つだけ方法があります。
それは背景を知る事です。
歴史的な背景、経済的な背景も絡んできます。
デザイン一つの背景を知る事が一番の近道にだと思います。

それでは〜