動じないネコちゃん
久しぶりにポスティングに行ってまいりました。最初は上着を纏うほど肌寒かったのですが、作業しているうちに体が火照ってきて長袖Tシャツ1枚に衣替え。
ポスティング中、家のポストの上にドンと体を乗せているネコちゃんに遭遇😺
その時はそれほど陽があたる場所ではなかったのですが、目の高さにあるポストで、ちょっと前までは恐らく陽があたっていて多少温かい場所だったのでしょう。残る温もりを感じとっていたのかなと思います。
そんなネコちゃんの姿を確認しながらポストに寄りついていきポストに手の届くあたりで一旦立ち止まりました。
今までにも同じような場面は何回も遭遇していて、たいてい近くに寄りつくとパッと飛び降りてどこかへ行ってしまいます。
それでもそのネコちゃんは動く気配なし。顔だけ私の方に向けて、様子を伺っているようでした。
私は手元にある2種類のチラシをそのポストに配りやすいようにガサガサとその場で捌く作業をしました。近くでガサガサすれば、そこでもたいていは警戒してその場所を去ってしまうかと思うのですが、全くビビる様子なしです。
そしていよいよチラシを配るためにポストの投函口へ手を近づけます。
ここまで来れば流石にこのオジサンに何かされると思って逃げていくかと思うのですが、ネコちゃんは私がチラシをポストに入れる作業の手元をじっと観察していました。
ポストにチラシを投函すると、ポスト入り口の蓋がパタンと音をたてました。スチール製のポストの蓋が外側に戻る音。それなりの音だし、蓋が戻った時の振動も多少あるので、もう限界だろうと思うのですが、結局ネコちゃんは平常心。
立ち去る私の姿を眠そうな眼で少しだけ追って、このオジサンは危害を加えそうもないだろうと判断したのかその場に身を置いたまま違う方へ視線を向けてしまいました。
よっぽど動くのが億劫だったのか
警戒感を感じなかったのか
いつもパッと逃げられると「あー行っちゃった」ってさみしい感じになるんですけれど、その場で動じないネコちゃんも「えっ逃げないの?」って感じでそれはそれで少しさみしい気がしました。
もうちょっと威嚇モードで配ってみたら逃げてくれたかな? そんなことしてもどうしようもないですね。今頃ご主人さまと一緒にチラシ眺めてくれていたらうれしいてす。