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雑草

今日はポスティングおじさんの愛蔵書を一冊ご紹介したいと思います。

今やすっかり自分の趣味の仲間入りとなったガーデニング。

花の区別もつかなかった私が、ある程度見分けが付くぐらいに目覚めていった経緯については、よろしければ過去の記事をご覧ください↓

先日散策をしている時にふと目に止まった道端にはびこる雑草とその花。雑草の存在を改めて認識することができました。メジャーで華やかな植物も大好きですが、いわゆる雑草といわれる植物にも大変興味があります。

どこかに必ず必要とされている存在、そしてひっそりと、目立たず、力強く、可憐に咲く雑草、そして雑草のお花たち。

その魅力の発見も、にわかに始めたガーデニングのおかげでした。ガーデニングをやられる方ならお分かりかと思いますが、植物を育てているとどこからともなく芽が出てきて、油断していると根っこがしっかりと張り、場合によっては育てている植物の生育にも影響する存在です。雑草はガーデナーにとってはどちらかといえば、虐げられる存在かもしれません。

しかし、四季折々のさまざまな雑草があり、開花のタイミングを迎えれば、とても小さな花から存在感のある花まで多種多種の魅力的な花を見ることができます。地味なものにも必ず存在する意味と輝きがあるんですよね。

今はスマホでも簡単に調べることができ、その場でどんな植物なのか見当をつけることができるようになりましたが、図鑑は家で見ているだけでも楽しいし、知らない植物や実際に見たことのない雑草にも出会えますので、これはこれで大切なツールだと思っています。

「日本の野草・雑草」 成美堂出版 

この図鑑は、ポケット図鑑で片手に乗るサイズです。四季毎に見られる雑草、山野草が写真と画像付きで紹介されています。

雑草とひとくくりにされるけれど、実際にはひとつひとつ名称があって、居場所があって、役割もあって、存在価値もあって、魅力もあって、力強さと忍耐があって、綺麗な花を咲かせて、種の保存をして、世の中にはなくてはならない存在。

決して華やかでなくても、世に存在するものには存在する意味と価値があると思います。植物も生物もそして人間ひとりひとりも。

みんなが安心して暮らしやすい平穏な世の中になって欲しいな~と思います。

私自身、雑草育ちの雑草ですが、どこかに必ず必要とされている存在、そしてひっそりと、目立たず、力強く、雑草そして可憐に咲く雑草のお花のような人生を歩んでいきたいと思います。