2024年的音楽鑑賞法
ここ最近、本業が山場でしたので、しばらく副業のポスティングに行けていません。契約先もきっと、この人大丈夫かなと思い始めているかもしれないです。今回もポスティングとは全く関係のない記事となりますが、ご了承ください。
今回は今年になってから始めた私の音楽鑑賞方法についてお話ししていきたいと思います。
私の音楽鑑賞の要となるハードはCDプレーヤーもしくはカーオーディオです。YouTubeはnoteで曲紹介をするようになってから引用のために利用していますが、基本CDを聴くというスタイル。そして音楽はたいてい家で何か作業をしている時や通勤時の車の中で聴いていることがほとんどです。
さて、今までの鑑賞傾向としては、CDラックから自分が聴きたい曲が入っているCDを探し出して、その曲を中心にリピート再生し、飽きてきたら他の気になる曲も聴いていくというのが私のCD鑑賞パターン。
noteで若い頃に聴いていた曲をご紹介するようになってから、当時のことをよく思い出すようになりました。またインターネットでアーティストについて調べたりしているうちに、若かりし頃に聴いてきた音楽をもう一度じっくりと聴き直したいなぁと漠然と考えておりました。
2024年に突入してから、心機一転その思いを形にするために、好きだった曲だけを中心に聴くのではなくアルバム丸ごと丁寧に聴いていくという鑑賞法を多く採用するようにしました。
そしてその前後にアーティスト達の生い立ちや功績、ディスコグラフィ、現在の姿をwikipediaで調べたり、ネットサーフィンで関連するサイトやブログを読んでみたり、CDジャケットに封入しているライナーノーツを通読したりしてアーティストについての情報をアップデートしていきます。
私が聴く音楽の多くは若い頃に聴いていたアーティストが中心です。そして全盛期から多くの時を費やしてきましたので、既に多くの歴史が刻まれています。確かなものから不確かな情報、噂まで多くの情報を得ることが可能です。
バンドの馴れ初めや生い立ち
活動実績や功績
現在(現役、解散、引退、メンバー脱退、死亡、再結成、違うメンバーとの音楽人生、病気や事件によりメディアから消える…etc)
ディスコグラフィやバイオグラフィー
アーティストインタビュー、発言内容
音楽解説、評価、評論
ゴシップ
こういったアーティスト情報を入れながら昔とは違う視点で音楽を聴いていきます。
そして
CDジャケットのデザイン
ひとつひとつ楽曲の成り立ちや歌詞
アルバムのコンセプト
アルバムの曲順構成
曲の中に登場する効果音やサブリミナル音/雑音…etc.
アーティストの隠れた思いやこだわりを想像し、反芻しながら深く聴いていくようにします。
曲順ひとつをとっても適当に並べているわけではなく、メンバーや事務所関係者、レコード会社との意見、こだわり、戦略のすり合わせの中で決められたりしているはず。
そんなことを考えながら聴いていくうちにあまり好きでなかった曲に興味が湧いたり、好きだった曲がチープに聴こえたり。良くも悪くも新たな気持ちで音楽鑑賞を楽しむことができます。
自分そしてアーティスト共に年と歴史を重ねてきたからこそできるスローミュージックライフ
皆さんも大好きだったアーティストの軌跡、布石をもう一度感じながら新たな気持ちで聞き慣れた音楽に触れてみるのも良いかもしれません。
そして、まだお若い方たちは今楽しんでいる音楽が、自分の中に沁み入り、時間や人生の流れ、歩みとともに音楽の成長、変化をきっと将来楽しめるはずです。これからますます楽しみですね。
音楽の趣味、嗜好は人それぞれ、自分の好きな音楽を大切にして、好きな時に、好きなように聴けば良いと思います。皆さんも素晴らしいミュージックライフの時間をお過ごしください。
音楽の力には時を経ても、いろいろな力があって素晴らしいなと改めて思い直すポスティングおじさんでした。
今日はポスティングに行けそうです。不規則で狂った身体のリズムが整ったら、行ってこようかなと思っています。