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お客様が集まるホームページへ変えるためのステップ

集客できるホームページの作り方については「TANOSHIKA HP作成」サイトにも詳しく掲載しています。今回は「お客様が集まるホームページへ変えるためのステップ」というテーマで書いてみようと思います。これからホームページを作成される方、リニューアルを考えていらっしゃる方は参考にしてください。
《参考図書》
「お客様が集まるホームページの教科書」 狩生孝之 著 ビジネス・ベストセラー出版

1,ホームページをどういう手順で変えればよいか?

あなたがやるべきことは次の3つです。
★埋もれないようにとんがること
★価値を対象者の視点で表現しておくこと
★対象者にホームページを見てもらうこと
では、実際にどのように変えていけばいいかをステップで紹介していきます。ここではどういう風に行動していけばいいかという『考え方』を提示していきます。

2,ステップ①だれが対象なのかをハッキリさせる

最初のステップが、「具体的にどのような課題を持った人が対象か?」についてです。
お客様はホームページに出ているものだけで判断するしかないのですから、ホームページに対象者に合致したコンテンツを掲載していないのはもったいないです。実績はあるのに掲載していない人も多いです。
商品サービス主体で考えるのではなく、対象者視線で考えてください。どの対象者なら、埋もれないで選ばれるのかを調べるとよいでしょう。

3,対象者を明確にするために掘り下げる

対象者を絞り込めば気づかれるようになるのですが、エッジを効かせることで、非常に分かりやすくなります。「これを探していたんだね」と言われるようなホームページを立ち上げるべきです。
特化するかどうかはまた別に考えるとして、細分化して分類して思考していくという手順は踏まなければいけません。
対象者がリアルに思い浮かべることができるくらい明確にしたほうが良いのです。
絞り込むほど対象者に気付かれるようになるのです。

4,今までどのようなお客様がいたかを棚卸する

対象者を絞り込むときのベストな方法は、今までのお客様を棚卸することです。棚卸とは、調査して記録し検証することです。
お客様がいるということはニーズがあり選ばれているということです。見逃してはいけないポイントです。
既存のお客様を棚卸すると、どんな悩みの方がいるかが分かるのはもちろん、どんな悩みの方に実際の選ばれているかがわかります。絞り方がわからないという方は、既存客にヒントがあります。客観的に検証できるように、目に見えるようにしてみましょう。

5,ステップ②そもそもインターネット上で探されているかを確認する

対象の人が具体的になったら『検索キーワード』について調べましょう。どれくらい調べられているかの参考値を把握するためです。
キーワードツールを使って、ニーズを調べてみましょう。細かい悩み・欲求まで分類した場合は、細かいキーワードまで検索されない場合もあります。
ホームページを立ち上げてから時間がたち検索エンジンにヒットしてくると、さまざまなキーワードで検索されていることをアクセス解析で分析することができます。

6,ステップ③ライバルを徹底的にリサーチ

ライバルを気にしていない人というのが多いのですが、ライバルとの関係によって、ビジネスとして成り立つかどうかが決まるのですから、ライバルは絶対無視できない存在です。リサーチと言ってもインターネット上の場合は『検索キーワード』を打ち込んででてきたライバルをチェックするだけです。おススメの方法はライバルになりそうなページを印刷してじっくり観察することです。1~20位までのライバルのポイントをメモし、分析してみましょう。

7,ステップ④自社とライバルとの違いを明確にする

自社の商品サービスとの違いを明確にするステップに入ります。違いを知るためにも、自社の売りを列挙していくと良いです。その上で、ライバルと自社を比較していきます。違いを比べることで、客観的に確認することができます。特に強いライバルに対しては「ホームページ以外の見えない部分でどうなっているのか?」を可能な限り調べ、検証していくことが大切です。実際に書き出すことで客観的に検証していきましょう。

8,負けそうだったら「振り出し」に戻る

「こらは負けそう…」「選ばれそうにない」と感じたら、振り出しに戻ってください。ホームページを比べられたときに対象者から選ばれるかどうかが肝心です。
どんなにニーズがたくさんあっとしても選ばれそうにないところで戦っても時間の無駄になります。この商品サービスで勝負するかどうかをじっくり見極めることが大切です。

9,ステップ⑤入口から出口までのコンテンツをつくる

ここからようやくコンテンツ(文章)づくりに入るのですが、書かないとはじまらないので、入口から出口までのコンテンツを少しずつでも作っていきましょう。
入り口にあたるのはキャッチコピー出口というのは「最終的に起こしてもらいたいアクション(行動)」です。はじめはハードルが低い出口を作ると良いです。
コンテンツ作りの3つの要素を紹介します。
★対象者の課題を明確化する。
★その解決策を提示する。
★解決するという証拠を提示する。
まずは対象者の悩みを具体化していき、明確化して伝えていきます。次に解決策を伝え、最後に信じてもらうための証拠を示します。

10,ステップ⑥キャッチコピーをつける

ホームページを開いて数秒で興味を持ってもらえなければ、続きを読んでもらえません。3秒以内に判断されるという風に考えてください。興味を持ってもらえるためにはキャチコピーが有効なのです。どうすれば興味を持たれるかですが、原則は『実現できることを提示すること』です。
キャッチコピーは考え抜いて『つくる』というよりも、書いてきたコンテンツの中から最後に『つける』という感覚でつくるイメージです。
キャッチコピーを色々学ぶと、変化球を使いたくなります。でも、最初は直球勝負でいきましょう。

11、ステップ⑦デザイン&コーディング

コンテンツができあがれば、あとはデザインしてコーディングをするだけです。
デザインはファッションと同じように好みが分かれやすいものです。しかし、自分の好みでデザインを決めてはいけません。デザインはコンテンツを整理して見やすくするためのものです。『好み』で「もっとクールに」「もっとオシャレに」と決めるのではなく、『内容を見てもらえるかどうか』を考えるほうが先決です。
デザインもコンテンツも詰め込むのではなく『シンプル』にしたほうが読み手は閲覧しやすくなります。

12,ステップ⑧アクセスを集める

アクセスアップの方法の基本となるのは『検索エンジンからのアクセス』です。何かしらのキーワードで検索したというのは、解決したい悩みが発生している状態です。だからこそ、見込みが高いと言えます。検索エンジンからアクセスを集めるための方法としては、SEOリスティング広告があります。
検索エンジンからのアクセス以外にも、SNSを使ったアクセスアップ、ブログを使ったアクセスアップ、動画を使ったアクセスアップなど様々な方法があります。

13,ステップ⑨改善していく

ホームページを立ち上げてあとは改善していくことが大切です。いきなり完成形のホームページができあがることはありません。『ホームページを育てていく』という表現がありますが、それがまた的を得た表現です。
お客様が選んでいる理由を知ることができれば、選ばれた部分の情報をもっと厚くしていくことも対策のひとつです。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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