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Webサイト作成|商品・サービス案内編 紹介の仕方について

集客できるホームページの作り方については「TANOSHIKA HP作成」サイトにも詳しく掲載しています。今回は「Webサイト作成|商品・サービス案内編」というテーマで書いてみようと思います。これからホームページを作成される方、リニューアルを考えていらっしゃる方は参考にしてください。
《参考図書》
「ホームページが9割!」 芝田弘美 著 株式会社自由国民社 発行

1,商品・サービス案内

自分が伝えたいことは、訪問者は求めていないという事実

「商品・サービスの案内は、ホームページでは一番メインに打ち出したい!」と、当事者は力を入れるコーナーです。
「できるだけ詳しく掲載しよう」「商品・サービスをよりよくみせたい」と、ホームページの中でも掲載内容が多くなります。
商品・サービスの案内は、あれもこれもと内容が多くなるが故に、「戦略」が必要なのです。訪問者に見せる内容の順番を組み立てることが必要になります。
ホームページでの商品・サービスの案内は、訪問者の気持ちを考慮した上で、知りたい情報を的確な順番で提示することが求められます。

商品・サービス案内は、どうあるべきか?

ページ上部のファーストビューの範囲で、「ターゲット」+「何が得られるか?」が認識できるものが必須です。
訪問者は、次の2つの視点でページを判断しています。
①自分がその商品・サービスの対象になっているか?
②その商品・サービスを使うと何が得られるのか?
どちらかが外れると、ホームページから離脱してしまいます。
商品・サービス案内の目的は、あなたの商品・サービスを買ってくれる人を1人でも「効率よく」得ることです。

掲載の順序

ファーストビュー以下は、商品・販売の戦略により、掲載順序は変わります。
大切なことがあります。
「商品・サービスを買おうと思っている訪問者ほど、詳細な情報が欲しい」ということです。
最初に、商品・サービスの全体像を掴んでもらう。次に、詳細な情報を掲載することで、訪問者が購入や問い合わせという行動に移します。
商品・サービスの詳細な情報はその信用度を高めるためにも、検索順位を上げるためにも、必要です。
その上で、掲載順位を組み立てましょう。
掲載順序を、商品・サービスの価格別に、2つの例を記します。
1)低価格をアピールしたい場合
価格⇒メリット・特徴⇒商品説明・仕様⇒お客様コメントなど
(ページが長めになる場合は、途中・最後に、購入ボタン・お問い合わせのリンクを設置しましょう!)
2)高価格商品の場合
得られる効果⇒体験談⇒商品説明⇒価格
(ページが長めになる場合は、途中・最後に、購入ボタン・お問い合わせのリンクを設置しましょう!)
低価格の場合は、最大の競争力がある価格からみてもらえるように、ページを始めます。
高価格商品の場合は、先に価格を出してしまうと、その価値がわからないまま、「高い」という評価を下されてしまいます。そこで、投資に見合う効果から、体験談、商品の説明、価格、という順序にしていきます。

2,商品・サービス案内は、全体像・メリットから始めましょう

最初に、商品・サービスの説明から始めているホームページは集客出来ません。集客できるホームページは、全体像・メリットから始まっています
ホームページをみている訪問者は、
①その商品・サービスは、どのようなもの?
②その商品・サービスを使ったら、どのようなメリットがあるか?
知りたいのです。上記の質問に答えられる掲載内容で始まっていれば、その後詳しい説明や価格を読み進めて、購入あるいは問い合わせへと至る可能性が高くなります。
まずキャッチコピーで、「どのようなサービスか」を伝えます。全体像を掴んだうえで説明したほうが、よく理解してもらえるからです。その上でメリットを伝えるのです。訪問者はメリットに敏感です。自分にメリットがあるサービスと認識できれば、詳しい説明を読む労力をいといません。
最初の一行で興味を持っていただいた方が自社の見込み客なのです

0.5秒で判断される

人が目の前の情報をみるかどうか判断する時間は、0.5秒と言われています。目に入る画像、タイトルやキャッチコピーの1行、これが勝負だということです。
ホームページ集客を成功させたいのなら、最初に一言で表現するよう取り組みましょう。
人が、0.5秒で判断している行動を、あなたは変えられません。変えられるのは、自分自身のホームページの内容なのです。

3,それぞれ価格を明記しましょう

「価格一覧ページだけ」

商品・サービス案内ページとは別に、価格だけを集めた一覧ページがあるホームページは集客できません。なぜなら、その段階で閲覧者に負担を強いるからです。閲覧者にストレスを与えるホームページでは、商品の印象も、あなたの会社の印象も悪くなる一方です。

「それぞれ価格を明記」

商品・サービスのページごとに、価格が明記されている
こういったホームページは集客できます。
「価格が知りたいのは、その商品が欲しい証拠」です。
商品をみて、その価格を知りたい訪問者に、スムーズに価格をみてもらえるよう、商品・サービスページに、価格を入れましょう。そうすることで、閲覧者にストレスを与えることなく、購買や問い合わせへの流れがつくれます。

価格が明確にできない場合

業種によっては、価格が決まっていない場合もあります。具体的にいいますと、見積りが必要な場合です。コンサルタントや士業事務所、サービスを提供する会社に多いです。こんな時は、「この場合はこう」と条件をつけて価格例を出せば良いのです
購買意欲が高い訪問者を取り込むためには、価格提示は必須です。工夫して、イメージしやすい価格表示をしていきましょう。

4,集客できるホームページは、購入方法が明確になっています

通常のネットショップでは、購入方法が明確です。買い物カートがあり、決済や送料の案内も必ずあります。ですが、会社のホームページでの「商品・サービス」ページでは購入方法が書いてないことが多くあります。商品・サービスを紹介するだけに終始し、ページ下に「お問い合わせ」のボタンを形式的に表示しているだけ。どうやって購入に至るのか、その流れが明記されていません。このように、購入方法が明確にされていないホームページでは、集客できません

「購入方法が明確」

商品・サービスページで、購入方法までわかると、訪問者が「買いたい」と考えたら行動に移しやすいです。ですから、購入方法が明確になっていると、ホームページ集客につながります。集客できるホームページにしたいのであれば、「購入してもらう」という意識を忘れないことが重要なのです。

ステップを明確にする理由

お客様の頭の中に、その商品やサービスを使った時の具体的なイメージができたとき、購入を決断します。
「商品・サービス案内」ページでは、イメージを伝えることも重要ですが、その購入までにどんなステップがあるのか、明確にすることも必要です。
人は理解できなければ、行動はできないのです。ホームページ集客では、あらゆる手段を使って、訪問者に理解してもらい、その上で行動してもらわなくてはならないのです。だから、購入までのステップを、丁寧に掲載しておくことが必要なのです。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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