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予備試験受験勉強の一時停止とセルフカウンセリングの実施について②

試験に向けてのモチベーション

①で述べたように、主にメンタルを起因とした体調面の諸症状が出現し、そちらに囚われている状況のため、「来年、絶対に合格する!」ことよりも「いま、無事に生き抜く」「自分を壊そうとしているものと対峙する」ということにどうしてもキモチが傾いてしまいます。仕事と勉強、どちらが大切?みたいなことでは、残念ながらいまの自分を救うことはできないのです。

民法を克服すること

ただ勉強のことでいうと、ひとつだけ感じることがあります。それは「民法だけは、きちんと理解したい!」という思いです。問題が解ける解けないよりも、基本的な制度、わかってる?と自問したときに、いちおう理解してるよ!と自信をもって答えられる自分でありたいとは思うのです。

このことは、ずっと心に残っていて、それで予備校の講義も民法だけは何度も聴いて、なんとか克服したい!と挑み続けていたのですが、どうしても「民法わかった!」という感覚を持ち得ないのです。行政書士試験に合格していることが、むしろ恥ずかしく感じるくらいです。

予備試験(どの試験でも)の科目は民法だけではありません。でも「民法を制する者は司法試験を制する」の諺もあり、そしてこの諺に囚われている永年の自分がいるのです。①ではトラウマ症状についてコメントしましたが、民法が苦手?ということ自体が圧倒的なトラウマであると、いま書きながら直観しました。

民法を克服せずには、死んでも死に切れないとすら思うのです。

呉先生の著作について

先日、伊藤塾の呉先生による民法のテキストを手に取りました。講義を受けているわけでなし、あくまでも「参考書として」購入したのです。ただ、読んでみるとあまりにもわかりやすく「あぁ、こういうことなんだ!」と思うことが多々ありました。講義は聴かずに、自分自身が「理解したかどうか」という感覚を大切に、この本を読んでいこう!そう思います。

思えば、憲法は芦部先生の著書を、刑法は恩師である前田雅英先生・木村光江先生の講義・講義ノートとともに著作も、とにかくきっちり読み込んで理解を深めた覚えがあります。民法だけはいずれも「なんとなく受け身」だった!いま実感しているところです。

決意表明

いまの自分から「変化」すること。

このことをまず決意します。

何がトラウマであったのか、それを追及すること以上に、とにかく「変化」していこうと思います。①でも書きましたが、「過去」のことはすでに終わっていて、「いま」とは関係のない事柄のように思っていました。そのように感じていたのです。

しかし、決して「過去」のことは「過去」ではなく、「いま」も自分のどこかでその事柄が息づいているように、「いま」感じています。「過去」の事柄は「いま」生きているのです。

だからこそ、「いま」の自分を「変化」させて、新しい自分になるんだ!というキモチに、「いま」満ち満ちています。とにかく「変化」すること。

梅原大吾さんは「変化」することについて「自分を変えるとき、変化するためのコツは、『そうすることで良くなるかどうかまで考えない』ということだ。もし悪くなったとしたら、それに気づいたときにまた変えればいい。」と著作で述べています。

こちらは梅原大吾さんのことを評した、ちきりん氏の記事です。この記事はいままで何度も読みましたし、もちろん梅原大吾さんの著作も何度も読みました。

あらためて、自分も大きく「変化」すべきときが来たのだ!と、いま感じました。最近、気を病んでいましたが、久々にわくわくしたキモチが戻ってきたように感じています。

そして、いったん予備試験の勉強から離れて、セルフカウンセリング、セルフコーチング、そして民法の克服に力点を置こうと思います。うまく「変化」できたら、そのときの自分が自ずから正しい道を照らすと思っています。



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