KINGDOMを終えての所感② 〜BTOBのイミニョク、HUTAというラッパーについて〜
まとまらない殴り書きのまま引きずっていたら、なんと半年以上経ってしまった『KINGDOM : LEGENDARY WAR (キングダム:レジェンダリーウォー)』の感想、第2弾。激重メロディのひとりごとです!
今回はイミニョク、私の大好きなラッパー・HUTAに関連したキングダムの感想を書こうと思います。
以前書いたミニョクのラップ解説はこちら。ラッパーとしての才能、ラップスキルについてはこちらで語ってます▼
■キングダムとイミニョク、虚打
私はBTOBみんな大好きなメロディですが、イミニョクの持つ音楽性には特段惹かれており、思い入れがあります。紡がれるラップに旋律に歌詞、そしてその源にある揺るぎない音楽への愛。
普段アイドルが上手すぎるミニョクの中に、ラップや音楽への純粋で確固たる愛が垣間見える瞬間が大好きです。イミニョクのラッパー、アーティストとしての面が大好きなのです。
キングダムでは、そんなイミニョク、ラッパー・HUTAを愛する人間にとってはもう歓喜で爆発みたいな出来事がいくつもありました。
1.ラッパーとしての挑戦を選んだ
BTOBがボーカルの実力やそれを活かしたバラード曲で有名なグループであるため、ラッパーは比較的知名度がない現状に対し、ラッパーとして挑戦したいと言ったミニョク。それがキングダムに出演した理由のひとつだったそうです。
そしてその言葉通り、ミニョクは自分の意思でラップユニットを選択し、ひとりのラッパーとしてステージに立ちました。
正直パフォーマンスフィルムがあったからダンスユニットに行くと思っていたし、現実的に見ればメンバー内で一番踊れるのがミニョクである以上それが適任であり妥当。
ですが、自分の意志を貫き、挑戦を諦めなかったミニョクはミニョクらしく、輝いていたと思います。
運動神経、歌、ダンスはもちろん、演技、アクロバティック、ボディビル、リンボー、ジャグリング、農楽、手品(?)、ブリッジしながらピアノを弾いたり(?)… その努力と情熱も然ることながら、あまりにも多才なイミニョク。
そしてそんな彼が、自ら選んだラッパーという道。
なんでそんなに全部上手なんですか?という質問にミニョクは「全部上手な訳じゃない、なんでもやってみたくなるだけ。欲張りなんだよ」と答えました。
また以前バラエティで、なんでラッパーなのに歌まで上手いの?と聞かれた際には、「歌が下手だからラップをするんじゃなくて、ラップが好きだからラップをするんです」と。
普段はその多才さ故に隠れがちなラッパーとしての自我・意思がミニョクの根底にあること、それを感じる瞬間が、私は大好きです。
2.音楽を"遊び"として楽しむ姿
물감놀이の制作風景にはとても感動しました。
ミニョクはメイフライユニットについて『いつしか音楽を仕事として感じることが多くなっていたけれど、(今回のラップユニットを通して)音楽を遊びとして楽しむ心を思い出すことができた』と言いました。
同じく音楽が好きなラッパーたちと、ビートの上で心のままにメロディを出し合い、言葉を込める。音楽を"遊び"として楽しむ。
イミニョクが最初にホタになった頃ってこんな感じだったんじゃないかな、ミニョクはアンダーグラウンドでのことを思い出したかな…。彼のラッパーとして歩んできた道のりに思いを馳せて、その楽しそうな笑顔に胸がいっぱいになりました。
(あとはスキズ家では長男でリーダーのバンチャンが、あざといミニョクお兄さんにめちゃめちゃ翻弄されたりしてて面白かったです。愉快なメイフライ…)
3.そして、フィナーレ
BTOBのキングダムにおける集大成としてミニョクが生み出した『Finale (Show And Prove)』。
初めて聞いた時から本気で涙が出るくらい、心に訴えかける音楽、あまりにも素敵な曲で、大きな大きなプレゼントでした。
曲の良さについて語り始めると長くなりすぎるので割愛しますが、本当にどうしたらこんな曲を作ることができるんだろう?心の底から大好きな曲です。
■まとめ
キングダムはイミニョクの持つ音楽性、ラッパー・HUTAを愛する人間としては、もう歓喜の連続でした。
そして前回も書きましたが、BTOBはどこまでもBTOBらしく、BTOBの武器で戦ってくれて、ずっとずっと最高でした!!
正直懸念していたことが全て起こらなかったわけではないけど、BTOBがキングダムに参加してくれて心からよかったと思います。本当にありがとう!!!
BTOBも、Melodyも、すべての出演グループとそのファンのみなさんも、お疲れ様でした!!
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