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好きか、嫌いか

私は、パク・ヘジンさんのイベントに行くためだけに韓国に行った。
ご飯は辛いし、たまに市場のキムチに髪の毛や飛んできた虫が入ることもある。町は汚いし、段差だらけ。トイレは思い切り汚い。

ハッキリいって嫌いだった。
こんな汚い環境で、よく神経質な推しが生きてるな。初めて韓国に行ったとき素直にそう思った。

しかし、人間慣れるのだ。
4回目の渡韓の頃には、すっかり慣れた。
『イヤ』なものは避ければよい。
屋台や食堂には行かず、少し高価でもホテルのレストランを使い、外資系のチェーン店で食事をした。
髪の毛や小さな虫の入ったキムチは食べなくなった。
トイレも紙が流せるきれいなところにしか行かない。

何度か韓国に通うと、韓国の知人たちは私と同じように『古い食堂』には通わないことに気づいた。そして、マイウェットティッシュを持ち歩いている。
そしてそんな人たちと一緒に韓国の残念なところを『しかめっ面』で見ている。

便利なところもあるけど、手放しで歓迎できない。それが韓国なんだと思う。

日本もそうだ。他に選択肢がないから、
日本に暮らしている。
家族がいて、言葉が通じて、生活があるから
日本にいるけれど、必ずしも日本が好きとは限らない。日本人だから差別はないけど
障害者として、世間のお荷物なのは変わらない。

障害者に理解のある海外にいけば、今度はアジアン差別を受けるだろう。

好きか、嫌いか

ではなく、どこまで許せるか。だ。

今のところ、韓国は少し料理が口に合わないけど、推しも知人も住んでる国だからまた訪ねるだろう。

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