欲求と脳内物質

こんばんわ。今日は、人間の欲求の構造と欲求を科学的に見るために脳内物質について調べましたので、まとめます!!

僕たちの欲求は5段階で表される!!

皆さんも知っているかの通り、マズローの欲求5段階説です。またの名を自己実現論とも言います。これを考えたマズローさんは人間心理学の親とも言われているそうです。下から順に書きますねーーー


①生理的欲求

②安全の欲求

③社会的欲求

④承認・尊厳の欲求

⑤自己実現の欲求


お腹空いた〜とか眠い〜〜とかは①の生理的欲求。かなり原始っぽい欲求なので、連呼すると必要不可欠ですが低次元欲求だと揶揄されそうで、控えようと思います。

②は主に子供が発する欲求で自分の身を危険に晒したくないという欲求。大人になると抑制できるようになるそうです。

③の社会的欲求は、そう誰かとつながっていたいという欲求。家族・友人・恋人・社会などです。この欲求が満たされないと孤独感を感じてしまうと言います。案外馬鹿にできないな〜と思うのは、加齢したタイミングでパートナーや両親など周りの人が先立ち孤立してしまうと、周りからひょいっと切り離されて社会的に孤立してしまし、鬱になってしまい、そのまま亡くなってしまうって話も聞いたことがあります。人は動物ですから、孤独でずっといられるようには設計されてないのかもしれませんね。

④に関して、この中でも②種類分かれます。低承認欲求と高承認欲求です。前者の場合、他人から承認されたいとか認められたいとかで、"他者"に対する欲求が強いということです。名声や注目を浴びたいも入ります。後者の方は、"自身"に対する欲求を指しており、自己尊重の意識付けで技術や能力の習得や自立性を得たいという欲求です。承認・尊厳欲求というだけあって、自分自身の在り方がどちら依存か?ということですね。

⑤はそのままです。自分自身を表現したいという欲求。潜在的な自分の可能性の欲求、自己啓発行動、創造性の発揮についてです。どうにか調べて尊厳の欲求と近しいなとは思いましたが、内的か外的な違いなのかと思ったりしました。能力習得だけでなく、それを発揮したいというところで違いがあるかなと・・・・

この5つの欲求はピラミッド構造になっていて、①が一番下の土台で、⑤がてっぺんです。上位になるとより高度な欲求の在り方ですね。

ちなみに⑤自己実現の欲求の上に、”自己超越”なるものがあるそうです。これは、目的の遂行・達成のみを純粋に求めるという段階です。ちなみに全人類の約2%しかいないと言われているそうですが・・・眉唾ものですが笑


最近の欲求ピラミッド

上記した5つのピラミッドですが・・・自己実現に関しては、多々意見があるそうで、実験自体にどうなの??って内容だったそうです。

今は自己実現の部分は上から子育て・配偶者の維持・配偶者の確保に変わるという説もあるそうです。あまりにも現実的すぎて嫌ですが・・・逆に考えるとやはり動物的な欲求かなと思うと、欲求という言葉にあった内容なのかもしれませんね。


脳内物質に我々の行動は支配されている

自分たちの行動は上記した欲求の名のもとに脳内にある物質により左右されています。それは、ドーパミンです。みなさんご存知、脳内快楽物質です。これは麻薬効果と一緒で、欲求を満たすたびに分泌して脳を快楽へ誘うのです。中毒性もあるため、何度もこの快感を味わいたくなり、行動を繰り返してしまうということです。

他にも脳内物質がでてきたので列記しておきます。

・セロトニン→脳内のホルモン分泌バランスを整えてくれる。少なくなると鬱症状とかが出てしまう。自律的に行動するためには必要不可欠

・ノルアドレナリン→生きる気力やストレス対策に必要。

・アドレナリン→ノルアドレナリンと名前が近いですが、ノルアドレナリンは心に作用しますが、アドレナリンは体に作用します。血液量を多くしたり、筋肉を動かしたりです。

・オキシトシン→最近注目され始めているらしく、幸福感を引き出したり社交性をもらせたり、不安や恐怖を抑えたりするために働くそうです。


自分たちは"なまもの"なので衝動的に感情的に動いていると思いきや、すべては体内の化学物質のバランスだと思うと、なんか冷静になれますね笑

自分自身がそんな多様な化学物質の集まりだと思えば自分をコントロールしやすくなるのかなと思います。


今日もこんな感じです。




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