英語が必要じゃないなら「趣味」にしちゃえばいい

英語コンプレックス、ありますか？

あれなぜなんでしょうね。色んな分野で能力不足があるはずなのに、英語に対して特別強く感じてしまう劣等感。

私も大学時代からずっと抱えていました。日常で使うことはほとんどないのに、急に襲ってくる「英語勉強しなきゃ」という焦燥感。たまに英語を使う機会があると、その度に「全然話せない」と落ち込んでしまったり。

語学留学を決めたのは、この英語コンプレックスも影響していると思う。「なんとか克服したい」って気持ちがずっとあったから。

1ヶ月語学学校に通って、このコンプレックスが若干薄れたように感じている。

もちろん1ヶ月で英語ペラペラになった訳ではない。ただ、英語への向き合い方がちょっと変化した気がするのだ。

英語ってツールだから、必要だったらたぶん勝手に身に付くんですよね。仕事で使うとか、ひとりで海外で生活しなければならなくなったとか。

でも日本にいたら使わずとも生きていける。なくても生きていけるのにやりたいのであれば、それは「趣味」なんじゃないだろうか。

趣味は、「やらなきゃいけないもの」ではなく、「生活を豊かにするもの」だ。だから、ゴールなんて作らなくてもいいし、いつやめたっていい。

そう思った瞬間に、ふっと肩の力が抜けた。

勉強していて、「こんな表現あるんだ！」と知る喜びを感じられるようになった。大好きなコーヒーの英語マガジンを読むようになった。音だけで楽しんでいた洋楽の歌詞を調べてみることもある。

それでいいのだ、きっと。必要じゃないならコンプレックスなんて感じなくていい。

そして、こうやって文章を書いていると思うけれど、日本語だってまだ勉強中なのだ。まだ自分の言葉で表現できていないこともたくさんありますし。

言葉はスキルにもなるけれど、スキルのためだけに勉強するのってなかなかしんどいから。いい具合に力を抜いて続けていきたいですね。