やりたくない仕事をやらされる前に・・

おはようございます。

医療・介護・福祉の営業支援事業をしていますtmotoと申します。

さて、今日は、昨日の出来事なのですが、訪問マッサージ事業の経営者さんが地域包括支援センターの委託申請をするというので、ご支援することになりました。

最近、私は営業支援の案件獲得のために翻弄しております。

というのも、この時代、やはりサラリーマン収入だけでは不安なのです。

ニュースでもあったように、ANAの社員がトヨタの工場に派遣されたり、本来の業務ではない、つまり「やりたくないこと」までやらされる時代です。

本当は空港で働きたかったのに、売上が減少し、フライトも減ったことで、自分の命の時間をやりたくない仕事に削ることは、どんなに辛いことでしょうか。

もしかしたら、工場の仕事に魅力を感じて本領発揮する人も出てくるかもしれません。

違う見方をすれば、そこまでして雇用を守ろうとしてくれるANAには感謝しかないのではないでしょうか。

ただやはり、従業員からみれば

なぜ?

の一言でしょう。

私も同じです。医療コンサルタントではありますが、得意分野、不得意分野があります。

今、病院はコロナ患者の対応で疲弊しています。疲弊しているのは主に看護師です。おそらく医師ではないですね。

コロナの患者を受けることによる風評被害で、外来患者の減少、そして入院患者が減少するわけです。

そうなると診療報酬が減り、経営が傾き、八千代女子医大のようなボーナスカットが起きます。

私が医療コンサルタントとして得意としているのは、地域連携強化です。つまり、病院の外来患者、入院患者を増やすための取り組みです。

これには地域のクリニック、介護事業所、住民との連携が欠かせません。

しかしながら、このコロナにより、病院として外向けの活動にブレーキがかかったのです。そうなると、私の得意分野が封じられ、診療報酬UPやコスト削減、病床転換などをやらざる負えないわけです。

もちろん、これらは必要な業務です。勉強にもなります。

ただ、思いませんか?

初めてやることがとても苦手分野だった場合、そこに時間をかけたとして、

0が5になっても価値を提供できませんよね。

だったら、得意分野から派生する仕事に力を注ぎ、10を50にすることが価値貢献できるわけです。

オールマイティー選手でなくてもいいのです。本当は。

しかし、上司というものは、どうしてもできないことに目を向け、できるようにさせたがります。

話はそれましたが、ですから必要なのは得意分野で活躍できる仕事を持つことなのです。

もしあなたがやりたくない仕事をやらされるときに、いつでも得意分野へポジティブ転換できるように、日々磨いていく必要があります。

それこそ、私がいま行っている「営業支援事業」なのです。

案件獲得に翻弄し、獲得できた案件が、訪問マッサージの事業拡大支援でした。営業支援ではないですが、これまでの経験でなんとか価値貢献できる内容なのでお受けすることにしました。

きっと、こうやって自分のフィールドが広がっていくのだろうなと感じた次第です。民間企業が地域包括支援センターを兼業することは難しいかもしれませんが、私は精一杯、支援することが訪問マッサージ経営者様への価値貢献だと考えております。