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僕の彼女は障害者#3

鬱病と仕事

本人の希望で会社を2週間休んだ。その間、医師の指示で2つのことに彼女は取り組んでいた。
 1、リフレッシュ旅行に行く
 2、1日の良かったことをメモする
というものだった。
リフレッシュ旅行は彼女のお母さんを誘っていくことを考えていたが、父からの猛反対で彼女一人で行くことに、、、
(家庭環境、父にも大きな問題がありまして今後そのお話もしていきます)
温泉地へ行って1泊して帰ってきた。
本人は「ゆっくりできた」と話していた。
LINEでのやりとりだったから表情を見なかったが、今では「見に行ってあげれば良かったな〜」と思っています。(きっと良い表情ではなかったんだろうな)

1日の良かったことメモは2、3日続けたんだけれど辞めてしまった。
自分で何かに取り組む気力が湧いてこない、、、
そんな状況だったんだろうな。
#思い出すと涙が出てきてしまっった涙

職場復帰

2週間の休息後に職場復帰。勤務時間を短くしての勤務で再開した。
今なら俯瞰的に物事を観れるので思うのだけれど、
このタイミングの復帰をもっと慎重に医療と相談してやることが必要だったなって、、、

朝は2時間遅れで出勤
夜は残業なしで必ず帰宅

この二つを条件に勤務をした。

しかし、真面目な性格の彼女は朝2時間遅れることを周りに申し訳ないと日々苦しんでいた。
「周りの人から変な目で見られるんじゃないか」
「役に立っていないんじゃないか」
いろいろ。
「そんなことないよ」「みんな心配してるから大丈夫」
そんな私の言葉すらも右から左へ状態に感じた。

不安の大きさとそのサポート

仕事復帰後に1ヶ月ほど経過していくにつれて状況は悪い方向へ進んでいる様に感じた。
この頃はこんな状況だった。
私は 6:00起床して8:30出勤
彼女は6:30ごろ起床して10:30出勤
彼女自分が出勤するまでの4時間が不安で不安で仕方がなかった。
しかし、両親と同居しているが頼ることができない。
私とLINEをする、電話をすることで何とか不安感を和らげていた。

私はキツかった。
本当にしんどかった。
毎日、なんとかならないか?
良い方向へ進んでいるのか?

こんなことを毎日考えて感じていた。

なぜなら、LINEは6:30から休みなく送られてくる。
そのLINEに返信が遅れようものなら、怒りのLINEスタンプが100回以上連射。
ひどい時にはLINEの未読件数が「999+」と見たこともない表示に汗
電話に至っては、仕事時間でも関係なくかかってくる。
(依存状態になっていたんだろうな)
電話をとると30分は切れない。
しかし、僕は「彼女のために」「安定材料になれば良い」と思い対応していた。

ここで思うのは
「会社に事実を言っていたらどうなっていたんだろう」
「両親に伝えていたらどうなっていたんだろう」
たらればではないけれど、適切な対応ってなんだったんだろう

書いてみて

まだまだ書きはじめですが
書いてみると彼女のサポート方法が本当にこれで良かったのかなと疑問ばかり
医療や会社、家族との連携が大事
しかし、本人から「言わないでくれ!」と言われていたのでその気持ちを尊重してきてしまったことがよくなかったのか。
正解はわからないけれど、2020.7.29現在は改善の方向に向かうことができているはずだから良しとしよう。

継続3日目です。
ご覧いただきありがとうございました。





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