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自分はバケツで水を運んでいるのか?

今回は『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる』から水を運ぶ2人のお話について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。


■水を運ぶ2人の男性

ある水不足の村に水を運ぶ2人の男性がいました。
1人は湖からせっせとバケツで毎日水を運んで売っていました。
もう1人は投資家を見つけ、湖から村にパイプラインを引いて水を安定的に供給した。
また、その男はそのシステムを他の村にも売ってまわった。
バケツで運んでいる男性は夜や週末も働き、パイプラインをひいた男性は自分が働かずとも安定した収入を得た。

  

■解説

バケツで水を運んでいる男性(バケツ男)とパイプラインを引いた男性(パイプライン男)の違いはお金を得るために働いているか否かです。

バケツ男は自分が働いているときに収入を得るタイプで、会社員がこれに当てはまります。

一方、パイプライン男は自分が働かなくても収入を得るタイプで、不労所得を得るビジネスオーナーや投資家が当てはまります。

本書ではこれらをESBIで表現しています。
右側のBIは自分が働かなくてもお金を得る人。
左側のESは自分が働かないとお金を得ることができない人。

 

■自分は今、バケツで運んでいるのか?パイプラインを引いているのか?

本書や『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』では金持ちになりたければ右側のBI、パイプライン男になることを提唱しています。

 20代や30代なら体力はあるので正直、どうとでもなると思います。
しかし、人間は老いるのでどうしても体力は衰えていき、いつまでも20代の体力で働くことはできません。

また、人生100年時代、年金問題等から退職年齢の高齢化が予想されています。
私が小学生だったころの定年は60歳くらいだった気がしますが、今は65歳でも働くのが当たり前となっています。
私の世代は75歳くらいまで伸びるのではないでしょうか。

 私は上記のこと等からパイプライン男になりたいと思って、少額投資(月10万円、利回り2~5%)をしていました。

理屈上、50歳でFIRE(Financial Independence Retire Early、早期リタイア)できるのですが、時間がかかる上に会社員の収入だと投資へのお金を抽出するためにさまざまなものを犠牲にしていました。

3年ほど続けていましたが、なるべく若いうちに上位10%の収入を得たいと考えるようになり、ビジネスオーナーになるために日々勉強中です。

 

これはあくまでも私の考えであり、一例です。
バケツ男のように会社員の方があっている方もいらっしゃいます。
自分が大切にしているものは何か?」「自分は本当はどうなりたいのか?」と自問自答し道を選択していけばよいと思います。

 

今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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