7/26 違う立場の人の話を聞く
運転免許証の更新、更新期限がいよいよ迫ってきているのに、今日も行かなかった。スケジュールを管理してるアプリの『免許更新』の予定を、土曜と予定が入っている日以外で、1日ずつうしろにずらしていく日々を送っている。期限日が近づくにつれ、どんどん「よっしゃ今日こそ行くぞ! えいやっ!」っていう思い切りに必要なエネルギーが多くなってきている気がする。延ばせば延ばすほど重荷になっていくのがわかっているのに、なかなか動けない自分。うーん、なんだろな。仕事のちょっとした事務処理なんかは、発生した瞬間にちょいちょいちょーいと片づけていけていたのに、プライベートの役所関連の手続きなんかは、どうしたって腰が重くなる。何が違うんだろう。他の人への影響のあるなし? 賃金が発生するか否か?
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夕方、セミが鳴いていた。日中のうるさいのではなく、少しのさびしさと不気味さを感じるような鳴き声のセミ。夏だ。でも、まだ夏の『うだるような暑さ』ってやつではなく、『湿気でじわじわべたべたする』感じが先にくる。梅雨が明けたら、いよいよ日中のうるさいくらいの蝉しぐれに、それからしばらくしてからセミ爆弾に驚かされる日々がやってくるのだろうか。その前にまず、台風がくるらしい。台風って、梅雨時期から来るものだったっけ? 例年の夏がどんなものだったか、よく思い出せない。
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昨日は、昔の職場の人たちと飲んできた。最初の1時間くらい、年齢でいえばお父さんくらいの元上司(昨日書いた人とは別の人)とふたりきりだったので、仕事や職場や組織論、職場での人間関係トラブルについて、考えたり思ったりしていることや、疑問、不服や不満等をぐだぐだしゃべってしまった。「今日は疲れたから早々に酔うぞ」と待ち合わせ場所から飲み屋さんまでの移動中から宣言していた元上司は、それでもわたしの話に対して、上司という立場や上司の経験からの話を、どこか頑なになっているわたしにもちゃんと入っていくようにして伝えてくれた。『上には上の考えや事情がある』とか『アクションには責任が伴う』とか『対外的な見え方』とか『他所とのバランス・他所への影響』とか。ざっくりした書き方にまとめてしまうと「何を当たり前のことを……」と思うようなところに落ち着いてしまうけれど、それぞれ具体例やらわかりやすい説明にしてもらって聞くと、納得はできないところもあるけれど、一旦受け入れることができた。
もやもや、ひとりで悶々とこねくり回してないで、信頼できる、自分とはちょっと立場だったり考え方だったりが違う人に話してみると、少しでも晴れることがあるんだな、ということに気がついた。そういえば、わたしは自分の中のもやもやを人に話すことって、今まであまりなかったかもしれない。自分を聞く側に置いていたし、面と向かった状態で自分のことを話すのが苦手だ。ただ、もやもやの解消に『人に話してみる』という手段があるということは、心に留めておこうと思った。
ここのところのもやもやが、人の話を聞いたことで少し形がかわった。とりあえず、いいや、一旦脇に置いておこう、と思った。浮上の兆し。
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