10/16　いろんな要因が絡み合って

　本日、おでかけの日。先日の反省を踏まえ、七分袖カットソーにカーディガンを肩掛けして出たのだけれど、それでもまだ足りなかった。寒い。もう少し厚みか重ねがいる。寒いと途端に元気がなくなる。明日も外出予定。明日はもう少しあたたかい服装にしなくては。

　季節が変わるたびに着る服がない病を患っているけれど。クローゼットの中身を把握できていないわけではなくて。ここ数年、特にここ数か月の間で、服の趣味が少しずつ変わってきて、それでクローゼットの中にある服がどれもどうもしっくりこなくなっているのも原因のひとつな気がしている。

　『あるとき、突然今まで着ていた服が似合わなくなる問題』というのも（一般的に）ある、らしい。年齢を重ねた分、体型や顔・体の輪郭・質感の変化なんかが原因で、今まで着ていた服が似合わなく感じるようになり、クローゼットの中身を総入れ替えする勢いで手持ち服が入れ替わる、みたいだ（いろんなエッセイからの見聞き）。わたしは、それも同時に来ている気がする。こっちが先でその影響で趣味が変わっていっているのかもしれない。逆かもしれないけれど。どっちでもいいか。

　そんなわけで、今までは『辛口・かっこいい・都会っぽい・どこかメンズな雰囲気・メリハリ』な服を好んで着ていたのだけれど、少し気分が変わってきた。キーワードでまとめると『家っぽい・ナチュラル・ざっくり』みたいなところだろうか。締めつけなさ・らくちんさも大事。惹かれるファッション雑誌も変わってきた。女性ファッション誌の棲み分けっぷりってすごいなぁ、なんて思いながらいろんな雑誌をぱらぱらめくってきた。2冊、今の気分にフィットする雑誌（の特別編集版みたいなの）を買ってきた。要研究。

　1枚で決まるマキシワンピースに大判のストールをぐるぐる巻く、みたいな恰好がしたい。ワンピースの生地は、つるつるすべすべ系じゃなくて、ざらざらとかぼこぼことかそういう質感とか風合いのあるものがいい。そういう服に出会えないかなぁ、と思いながらふらっとお店をのぞいてみるのだけれど、なかなか理想の服に出会えない。丈が、「これぞ！」というものがなく。大抵、理想より少し短い。足首丈の、裾がふわっと広がるようなラインのワンピースがほしい。……こういうとき、洋裁ができたら、自分の理想の服は自分で作っちゃうんだろうなぁ、と型紙付きの雑誌を見て思った。細かなサイズ調整丈調整もちょちょいのちょい（、なのかな？）。洋裁ができるとたのしそうだな。