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マンション購入記#1 物件購入の理由

突然ですが、先日家を買いました。
購入したのは都内にある築浅の中古マンションです。

物件内覧から買付までわずか1週間という短い期間でしたが、これまでの私の人生で最も大きな買い物だったので、忘れないうちに記録しておこうと思います。


賃貸か持家か

賃貸か持家か。
永遠のテーマの一つして、様々な意見が飛び交っています。
私も事ある毎に、賃貸がいいのか、持家がいいのかを考え、結局買わない(賃貸にする)ということを繰り返していました。

実際、私自身はつい最近まで賃貸派でした。
ライフスタイルの変化に応じて気軽に引っ越せる身軽さが気に入っており、
私は過去10年ほどで東京都港区(1R/独身)→東京都大田区(1LDK/結婚)→神奈川県横浜市(3LDK/第一子誕生)→東京都文京区(1LDK/死別後)とほぼ2年に一度くらいの頻度で引っ越しをしています。
どの街も大変住みやすく、かつライフスタイルに合った家に住むことが出来たので総じて満足しています。

ちなみに、賃貸か持家かの考え方で、私が共感したのは以下のお話です(資産増やしたいなら家を買うなと言っているのに、買ってしまう私・・・)。

なぜ家を買おうと思ったか

では、そんな私がなぜ家を買おうと思ったのか。
最も大きな理由はインフレ・ヘッジ(インフレ対策)です(別に欲しい物件があるとかではない笑)。
不動産はインフレに強い資産と言われており、自身の資産ポートフォリオを考えると、現物資産を組み込んでリスクヘッジしておくのも良いかなと思う世になりました。
また、この低金利時代に住宅ローンを最大限活用して家計のバランスシートを膨らませておくことも有効な対策であると考えるようになりました。

実は以前から、ちょくちょく家を買おうかなと思っていたのですが、家庭事情の急変や大学院進学など、私生活が目まぐるしく変化しているうちに、不動産価格が暴騰、なかなか手が出しづらい状況になり二の足を踏んでいました。
しかし、ここ数年の不動産を含む物価上昇にいよいよ痺れを切らし(笑)、本格的に買おうと決心しました(もちろん、気に入る物件があればという前提ですが。)。

なぜこのタイミングなのか

昨年の東京23区の新築マンションの平均販売価格が初めて1億円を超え、不動産バブルだと言われているこのタイミングでなぜ買うことにしたのか。
その理由は主に3つです。
①私生活が落ち着く見込みで、住まいも落ち着いた環境を作りたかった
②早めに住宅ローンを利用したかったこと(低金利、自身の信用を最大限利用したい)
③不動産価格が高騰していること

私生活の落ち着き

ここ数年、結婚、第一子誕生、妻との死別、子どもの転院、自身の体調悪化、大学院進学、子どもの体調悪化など身体的にも精神的にも休む間がない生活でした(その間に仕事面でも異動を経験)。
まだ全ての問題が片付いた訳ではありませんが、この数年に比べると暫くは落ち着いた私生活になる見込みであり、また、賃貸のメリットでもあったライフスタイルに応じた住まいの変化にもちょっと疲れたところがあり、暫くの間落ち着いて住める場所を手に入れたいという思いが強くなりました。

住宅ローンを利用したい

住宅ローンに関しては、長らく低金利時代が続いていますので、この金利を利用しないのは勿体ないという思いが強くなりました。
但し、本記事執筆時点でマイナス金利政策解除の予測が高まっており(※記事公開時点では解除されました)、私自身も今後は住宅ローン金利は上昇していくものと考えていますが、それでもいきなり大幅な金利上昇にはならないと思っています。

また、私は新卒から日系大手企業に勤めていますので、比較的信用力があり、住宅ローンを引っ張りやすい属性です(過去に仮審査出した時もそれなりの条件で承認されました。)。
転職願望があるわけではないのですが、人生何があるかわからないことを嫌と言うほど経験しているので、この属性も使えるうちに使っておきたいという気持ちも強くなりました。

不動産価格の高騰

一方で、昨今は不動産価格が高騰しておりなかなか手が出しづらい価格になっています。
過去に都内の新築マンションを購入しようとしていた身からすると、その時のマンションが中古で数千万円も高い価格で売りに出ていたり、最近の新築マンションが高い割には立地や面積などがイマイチだったりするのを見て、買う気力が失せるということも度々ありました。笑
当時はもう少しすれば下がるだろうと思っていたのですが、結局今に至るまでに価格が下落することはなく、「あの時買っておけば・・・」と思うことを何度も経験しました。

不動産価格の今後の見通しについては様々な意見があると思いますが、私は建築資材の高騰や2024年問題(参考:国土交通省「建築業における働き方改革」)などもあり、今ではもう暫くは高止まりが続くと考えを改めています(私は建築や金融の専門家ではなありません。素人の私見です。)。

このような理由から「よし、家を買おう!」と思い、購入に向けて動き出しました。

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