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徒然なるアナログ生活〜今日の一枚〜 VOL.2 22.5.31

夏が来る〜夏が来る〜♪(大黒摩季/夏が来る)

しかし来るのは梅雨だった。

夏日連発と思えば冷たい雨。働くの一番気分が向かないこの時期、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は増え続けるレコードの管理に四苦八苦。お財布の管理にも四苦八苦…w
置き場に困る日々でございます。

さて、本日の1枚は、コチラ

筆者所有 国内盤初版帯付き「レッド」

King Crimson / Red

1974年作の通算7枚目のアルバム。
ロバート・フリップのこだわりと探究心が強すぎるが故に、一度は解散しかかかったキングクリムゾン。
しかし、ただでは倒れないのもクリムゾン。

ビル・ブルーフォードをyesから引き抜き、同郷の友人であり、のちにU.Kやエイジアを結成するジョン・ウェットンを伴い立ち上がった。

第2期クリムゾン、最後にして最強のアルバムがこれ。

与えてきた影響は多方面にわたり、個人的には「ハードロック、ヘヴィメタルに対する、クリムゾンからの回答」のようにすら感じる。

針を落とすや否や、今までのクリムゾンに感じたことのないヘヴィサウンド凶暴なリフがいきなり炸裂するのだ。
この衝撃は『宮殿』の「21世紀の精神異常者」に比肩する。

ハードかつヘヴィ、それでいながら随所に感じるクリムゾンサウンド
さらにはインプロ全開の展開。
当時のクリムゾンのおよそ全てが詰め込まれているようですらある。
とはいえ全く聴きづらさはなく、初見でもするりと聴けてしまう。

プログレ、キングクリムゾンと聞くと身構えてしまいがちだけれど、敷居の高さはそこまでない。
むしろ入り口にもなるし、メタル好き、ハードロック好きにもプログレッシヴロックの魅力を遺憾無く伝えることができる名盤だ。

「宮殿」をはじめ多くの傑作があるが、キングクリムゾンのカタログ中でも最高傑作だと思っている。

レコードそのものはディスクユニオンの国内盤セールにて。
盤質も良好でとにかくびっくりするほど音圧がでかい。
音量がやばい。
お買い得価格で、非常に良質な当たり盤を引いたようである。

レコードでプログレやメタルを聴くなんて…
いやデジタルのが音良いに決まっておるわい!笑

なんて思っていた時期が、私にもありました。

プログレ
メタル
ハードロック

この辺こそレコードで聴いておきたいジャンルかもしれない。

世界が変わった1枚の一つ。


ジャンルレスに、思い立ったらつらつらと。
所有枚数が増え続けているので、ネタ切れに窮することはない、はず笑


それでは本日この辺で。

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