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2022年は「変」...に達成できたこと、買ってよかったものなど

(今回のサムネイルは2022年に作った家の横長本棚です..)

2022年は、「変」わった年でした。

大前研一さんの、人間が変わる方法は三つというもので、
一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える というものがあり、
その意味では身の回りの様相は大分変わった年でした。

ターニングポイントのひとつは、転職だったといって差し支えないでしょう。

これに起因する変化が大きく、時間の使い方や、人間関係も、分かりやすく変化がありました。
環境という点では住まいが明大前駅→中野区となったので、土日の過ごし方や気分も変化があった年といえます。

そんな2022年もあと数時間で終わるので、振り返りと2023年に向けて。


転職

改めて転職について。
2022年4月から日建設計のエンジニアリング部門サステナブルデザイングループに所属しています。
名称フルを略すと「サスデ」など色々呼ばれ方をしますが、
ここは、日建設計の一般的な業務イメージとなるオフィスや都市開発等の「新築」的な業務…以外のコンサルティング等業務に特化した部門です。
内容は中長期保全計画に係るコンサルティングや、自然災害等へのBCP対策、近年建設不動産業界では議論が加速しているCN(カーボンニュートラル)への対応…等々多岐にわたります。
サスデ自体は2022年に新設されていますが、前身となる部門から取り組みを続けられています。

サステナブルデザインの事例

日建設計のサステナブルデザインについて

上記リンクに記載の東京ビックサイトで例年日建サスデの取り組み紹介を展示で行っており、今年は最終日に在廊して説明する機会もいただきました。

同じく上記リンクに記載の泉屋博古館東京は都内の都市型美術館の増築改修の取り組み。
https://sen-oku.or.jp/tokyo/about_t/design_t/


新しい職場で業務に携わる一方で、他部門との協働や社内研究活動に加わることも多く、「大きな組織」を感じることがままあり面白いです。

まず社内にいっぱい人がいる!ということ。いろんな専門の方が沢山いる。今まで1000人超える組織に属したことがなかったせいではあるのだけれど、今でもこんなことやってる人いるのかとびっくりする時がありセレンディピティみがある。
過去の知見・ドキュメントの蓄積されているのも自分にとっては新鮮。
これまで比較的ベンチャー気質の場所にいたので、掘られていない領域をゼロからリサーチして実践を通して盛り上げていこうぜ!というムーブの楽しさがあったけれども、
今の環境では、課題や検討必要な項目が網羅的に整理されていて、過去の知見やらヒヤリハット等もドキュメント化されていていることから、すべてゼロから調べるのに時間を費やさず議論を進められ、車輪の再発明に気づけるので避けることができる。

ということは、何かこれやったら面白いんじゃないか!?とチャレンジをしようと思った時に、それは社内の〇〇さんも同じことやってたよ…みたいな話を知ってしまうことでもあるので、気持ちとしてはチョットげんなりする時もありますが、それは逆に仲間集めもしやすいという話だったりもする。

また、社外の繋がりも後のCE関連でけっこう広がりました。(これは日建設計イノベーションセンターの方々、頭があがりません)

そんな大きな変化の年でしたが、加えて予想外だったのは、
デンマーク滞在時からの研究テーマであったCE(サーキュラーエコノミー)思想の建築分野での深度化について、恐縮ながら主体的に関わる形でいくつか実践のバッターボックスに立つ機会をいただけていること!

https://note.com/tmfm_yamashita/n/n1b631b18e083

↑この過去記事の趣旨の延長上の取り組みを、日本の建築業界でチャレンジしてます。

数件の設計を含む案件が今年度既に進んでいて、かつ、来年度は社外の研究者も含めたリサーチ単体でアウトプット出す予定の案件もございます。

人生タイミングとしては自分予想より早く、しかし資源循環分野はいますぐにでも着手すべき分野であるとも同時に感じているので妥当かもというところで、ぼやっとした表現になってしまいますが、2022年は色々な変化と、達成が出来た年でした。

達成できたこと
・転職
・引っ越し&家具整備
・CE設計&リサーチの着手..
・CEに関して、社外や行政SIDEの方々との繋がり
・CD(Circular Design)に関するラボチームの立上げ(来年度から)

少し別の話題ですが、
前職で担当させていただいていた案件がメディア掲載がされていました。
改めてお世話になりました。
<東郷の杜 東郷記念館>

通り掛かりに撮影@原宿


新建築2022年11月号↓
https://japan-architect.co.jp/shop/shinkenchiku/sk-202211/
背景やソリューションは会社HPが分かりやすい..↓
https://saiseikenchiku.co.jp/works/togo-shrine-kinenkan/

達成できなかったこと
・一級建築士 
・出版(本出す出す詐欺ではありません。進行中...)
・中野のお家のパーティ(招く招く詐欺ではありません。実現したい)

2022年に買ってよかったもの、というお題を見かけたので自分も整理。

買ってよかったものランキング(サブスク含む)
1位>部屋(賃貸);間違いなく払った分の価値を享受できているので1位。吹き抜けの天井高さ、朝日が無いと生きてけないかもしれない。あと、中野という立地が生活の上でじわじわ良いことに気付きつつあります。

吹き抜け部分

2位>丸ダイニングテーブル;デンマーク製のローズウッドの木目が特徴的なラウンドテーブル。脚は組み立て式で、天板が延長可能でパーチー使いも対応化で柔軟な機能性が良いです。さすがデンマーク家具。

Danish Round Table (Rosewood) 1960s


3位>WASTE CENTER HOTEL WHY(ホテル宿泊) ;山と湖側のテラス朝食が最高すぎたのでランクイン。宿泊の際、使う石鹸の量もフロントで自分で切り出して調整して使ったり、ゴミ分別も宿泊者自ら行う等を一連体験すると特別。

Waste Center in Kamikatsu


4位>fitbit ;睡眠計測を今年から始めたんですがけっこう良いです。寝たつもりで、4時間しか睡眠できてなかったと分かったり。
Apple WatchほどSNSの通知は見ないよという人で健康管理したい人はfitbitが良いかもしれない。自分の場合、機能は限定されてよかったのでInspire2を購入。

5位>高級フリクション(黒) ;いい値段するのだけども、職場でフリクションを、いつものプラスチックのじゃなくて、かっこよく使いたい…というあるかもしれないニーズに応えてくれる。


2023年の抱負は「立」

もうひとつ、心境の変化としては、2022年で30歳になりました。
孔子いわく三十にして立つ、つまり一つの学問領域を立てる人となるとのことで、
2023年は、建築業界に新しい旗を「立」てるが目標。

ということでした。
2022年までお世話になった方、お会いできなかった方も
引き続き2023年よろしくお願い致します!

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