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#00 『仲間がいると思考と行動がシンクロする』

今週からThinking Design Lab(TDL)で実施している定例会のレポートを発信します!

といっても、TDLのテーマである「思考設計」(Thinking Design)についての研究や情報発信、ビジネス、イベントやコミュニティづくりは、独立して1年が経っても全然行えていませんでした。

昨年末に、2020年の整理と2021年の方向についてのnoteを書きました。


2020年は思考設計士(Thinking Designer)としての活動の土台づくり(ビジネスの場での仮説検証)をしていたのと、インタビュー活動やオンラインイベントの開催をメインにしてました。

そして、2021年は『個人事業の立ち上げ』『軸となるプログラムの構築』を活動の中心にしていくと宣言していました。ポイントをピックアップすると、

●Thinking Design Labとしての『実験』は継続しながら、事業化していくための『実行』フェーズに移行する

●2020年いくつかタネとして蒔いたものを、新しく関係をつくれた人たちと育てて咲かせていく時間にする

●自分とは違う特性や強みを持ったいろんな人たちと一緒に時間を共有、場を共創する


2021年もすでに5ヶ月が経過しますが、ようやく上記の3つを実践・実行していく一歩が踏み出せそうです。その理由は、Labに一人目の仲間が加わったからです。

その仲間の紹介はまた別の機会にしたいと思いますが、仲間がいることで考えていること(思考)とやっていること(行動)がシンクロする感覚を今回感じることができました。

「思考する」(Thinking)というのは、TDLの活動の軸であり、エンジンであり、それを「設計する」(Design)する対象であります。

しかし、思考しているだけでは行動することがなかなか伴いません。一方で、ただ行き当たりばったりで行動すれば良いというわけではないのがTDLが大事にしていることです(たまたまうまくいくこともありますが)。

思考と行動は同時性の状態である時が最も機能する
と考えています。考えながら行動する。行動しながら考える。

伴奏しているような感覚
が一番しっくりくるのですが、伴奏するためには仲間が必要です。オーケストラをイメージしてみてください。オケはいろんな役割を持った集団で構成されており、一人では音色を奏でることはできません。

※余談ですが、Thinking Design Labのロゴは、「オーケストラ」がモチーフとなってできています。(制作していただいたmono journalさんのページはこちら)


「伴奏するためには仲間が必要」という気づきを仲間ができたことによって生まれ、仲間ができたことで対話が生まれ、テーマや問いが生まれました

早速ですが、これから週次で対話で生まれたテーマや問いについて、「思考」して「設計」する定例会を開催することにします。そして、その場でのアウトプットや気づきを中心に、こちらのマガジンでレポートとして発信していきたいと思います。


最後に、TDLは「見えないものを見えるようにする」というコンセプトに基づいて活動をします。このコンセプトに共感する人を仲間に、その仲間の個性や特性を最大限活かして活動をします。

私個人の話ですが、自分の概念や哲学といった"思考のOS"がアップデートされる瞬間がなにより好きで、具体と抽象を行き来して、情報を因数分解したり、構造化・体系化して整理している時間がなにより楽しい。そして、そのプロセスを通じて、まだ見ぬ可能性との出会いだったり、超越した先にある何かを発見することに、自分を突き動かす動機やロマンがある、と思っています。

そのためには、思考と行動がシンクロする必要があり、そのきっかけになるのは「人」「仲間」なんだということに気づいたという第0回のレポートでした。

第1回のテーマは「ポートフォリオづくり」です。お楽しみに。


※サムネイル写真:Photo by Hello I'm Nik on Unsplash