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アムステルダムのブリュワリー

オランダではビールを飲む人を多く目にする。(と言っても、後で調べてみると一人当たりの消費量は世界で第20位、一人当たり年間で146杯のビールを消費、一位はチェコで294杯。日本は86杯、2013年調べ)

さすがハイネケンの本社がある国だ。ハイネケンはピルスナーという種類ビールで、シャキッとした味わいが特徴。日本のキリンやアサヒはピルスナーが多いので、日本人にも受けが良い。よく好まれるが、こちらの人も好んで飲んでいるようである。

また、これは米国でも散見したことであるが、ここヨーロッパもマイクロブリュワリーが多い。米国より恵まれている点は、ヨーロッパ中のビールを簡単に手に入れられることだろう。アメリカでは国内産が多かった。

日本在住の頃からたまに飲んでいたDeliriumやDuvel(両方ベルギー産)などが簡単に手に入る。もちろんハイネケン以外にもオランダ産のビールはある。

一番のおすすめのブリュワリー(醸造所)は"ji"という。これはオランダ語表記、エイと発音する。ダチョウのシンボルが特徴的なブリュワリー。数多くの種類のビールを製造しているが、その中でもダントツに好きなのが、このホワイトビール。

ホワイトビールと聞くと、さっぱりしてアルコール度数も低いと思われるかもしれないが、ここのホワイトビールはアルコール度数が6.5%あり、味が濃い。すごく甘そうなケーキなのに、食べてみると甘さが抑えられてて食べやすい。の逆バージョンと言うと分かりやすいだろうか(そんなはずはない)。

パッと有名どころだけを数えてもアムステルダムには7か所くらいブリュワリーがあるのではないだろうか。まだすべてを訪れたわけではないので、今後の楽しみの一つである。

ブリュワリーではできたてのビールが味わえるし、なんてったってブリュワリーの雰囲気がよい。ちょっと暗がりで、床とかテーブルがビールのせいでネチョネチョしてることも多いけど、働いているバーテンダーはノリがいいわりに気が利いて働き者だし、訪れている客も愉快な人が多い。そこで頂くできたてのあるビールは最高にうまい。

そんなわけで、アムステルダムを訪れた際にはぜひともブリュワリーに行くことをおススメする。今日はジンジャービールじゃなくて、ビールにしようかな。

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