自分について⑶  これから

 今回で自分について書くのは一旦終わりです。

長々と社会人になってからの約5年間を振り返りましたが、今回は今までの

経験をもとにこれからどうしていこうかという部分に焦点を当てて頭の中を

整理するつもりで書きます。

自分の人生を通して学んだ経験が少しでも誰かの参考になれば幸いです。

今考えている4月からの1年間の予定


 これまでずっとお金に追われて生きてきました。これに関しては、自分が

お金を貯められない性格ということと、色々な仕事をお金を顧みずに変えて

きたという点が大きく起因しています。

 これからはまずお金を継続的に満足に稼げるようすることが現状から抜け

出す条件です。そこに付随して前回少し書いた自分の理想を追うために自分

が目指す道の先駆者、または生き方が近しい人達と会っていく必要があると

考えています。

プランA :自分で何か始めるという案


 正社員で働いていくというキャリアを選択しないという選択をしたことで

ここ1、2年のうちに自分でお金を稼いでいくというフェーズに移行していく

予定ですが、これまで散々「どんなことで稼いでいきたいか?」と考え続け

てきました。


自分に配られた手札は何か


 ショーペンハウワーが言っていた「運命がカードを混ぜ、我々が勝負す

る」という名言がありますが、これは人にはそれぞれ配られた手札があり、

それを使って自分の人生を切り開いていかなければならないという意味なの

ですが、大変共感しました。

 人は欲深い生き物で、持っているものよりないものを求め続けてしまいま

す。自分自身もないものばかりに目がいき、絶望するといった経験をよくし

ました。今もたまにしてしまいます。

 ただ、この言葉の通り、人はそれぞれ個性があり、ちゃんと自分と向き合

うことで自分がどんな手札を持っているのか知ることができると思います。

僕自身もこの数年間は、自分の手札が何なのかを知るために生きてきまし

た。向いてないこともたくさんやったし、中には思わぬ収穫もありました。

全てではないかもしれませんが、自分の手札についてはかなり明確になった

ので、ここから重要なのはその手札をどう使って生きていくかとなります。


やりがいを感じるかつ得意なことは何か


 よく「好きを仕事にするのは良くない」理論を見かけますが、好きという

意味合いによって変わってくると個人的に思ってます。

 自分の場合、ここ数年間で色々な業種で働きましたが、趣味として好きと

いう感覚とは違う楽しさを何度か経験しました。1つは、人を動かすという

仕事、これはAD経験時に他のサポートで入ってくれたADの方に指示を伝

え、首尾よく撮影が進むよう指示し、それが上手くいった時、銀行で働いて

いた時の融資や保険の成約に繋がった時より断然記憶に残る喜びを感じまし

た。また、これはプライベートでもよく経験したことですが、人から相談を

受けてそれを解決してあげるというのが自分にとってやりがいを感じる

ということも分かりました。正直これが一番やっていて楽しく感じるので、

どうにか仕事として形にできないか考えています。


苦手なこと


 同時に「この働き方は長期的には採用できない」というのも多く経験した

おかげで、以前より自分に合った働き方への解像度は上がりました。例え

ば、同じ場所で同じような業務をひたすら繰り返すといった仕事は慣れてし

まえば楽だと感じる人もいますが、自分にとっては慣れてくると飽きがきて

しまい、それが精神的ストレスに直結してしまうので今後は避けるべきだと

思いました。他には、数字など細かく正確性を求められる業務も苦手という

ほどではないですが、得意ではないので、そういった点を重点的に求められ

る仕事も避けるべきということがわかりました。
 


 

プランB:ワーキングホリデーへ行く


 20代前半から考えていた海外で過ごしてみるという案を、ここ何年も仕事

として行けるように画策していたのですが、コロナ禍やその他の事情によ

り、何度も頓挫してしまい、それならいっそワーキングホリデーとして海外

へ行くのはありではないかと考えました。

 しかし、現状貯蓄もないため、まず行けるように十分稼ぎながら貯蓄する

必要があります。正直全然上手くいっていません。色々な支払いに追われて

満足に貯金できぬまま4月を迎えることになりそうなので、この案は一旦保

留として十分に稼ぐということに焦点を当てるべきだと考えています。

 海外で過ごしてみたいという思いの理由としては、そもそも世界史が好き

なので世界中の歴史的建造物や場所に訪れたいという気持ち、そして今後国

内だけで莫大な資産を生むというのは現状の日本を見ても難しいと感じたこ

ともあり、海外で英語を身につけながら、ビジネスとしても活路を見出せれ

ばという思いがあるのですが、書いていて大分ふわっとしていると感じたの

でこの点についてはもう少し整理します。


まとめ


ここ数年間は自分が「どうしたいのか」より「どうするべきか」という考え

に囚われて進んできました。厳密には、銀行を退職してからの1年間は「どう

したいか」で動きましたが、現実に打ちのめされたことで「どうするべき

か」という考えに変わっていきました。

 これまでの行動に意味はあったのかとよく考えますが、長々と自分につい

て書けるくらいには自分についての解像度が上がっているので、意味はあっ

たのだと言い聞かせています。

 重要なのはこれからですね。自分の手札を知った上で「どうしたいか」へ

昇華させていく必要があります。それができなければこの数年間の苦労が本

当の意味で活かせていないということになります。

 少しでも読んでくださった方ありがとうございました。

これからもたまには近況報告的な投稿もしていこうと思います。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?