コビトさんはヒマにしている。--高橋照美の「小人閑居」(3)
タイトルの話をしておく。
エッセイというにはおこがましい「考えたことの書きちらし」にはこのタイトル。と決めている。
なんで筆者の名前をずうずうしく題に入れてしまうのかというと、「タイトルを口にしたときの座りのよさ」でやっている。
本来は「」の中だけが座りのよさを持っていると、最高にいい。
ふるい例でいくと、
小林秀雄の「考へるヒント」とか
阿川弘之の「あくび指南書」とか
「」の中だけで座りがいい、つまりかっこよかったり洒脱だったりする。
で、わが「小人閑居」は……
「」の中だけでは座りがわるい。なので筆者名をつけて使っている。
典拠は漢文。「小人閑居(しょうじんかんきょ)して不善をなす」。だからこの言葉のモトを知っている人と珍しくも出会えたらば、「ヒマこいて悪いことしてんだね」とニヤってくれる。さらにタイトルに筆者名がついていれば「この人の器がちっちゃくてヒマこいて悪いことすんだね」とニヤってくれる。
紙版の「小人閑居」には、冒頭に
「コビトさんはヒマにしている、という意味である」
と、煙にまくようなことを書いていた。
すなわち、
「器がちっちゃくてヒマこいて悪いことする、バカなんだね♡」
と、思ってもらえたらありがたい。
〔作業メモ〕4:30-4:55あたり、この3本目だけが、カーソルが戻ってこなかったり「下書き保存」して「編集する」に入りなおしてみないと応答がなかったりした。サーバメンテナンスか、一挙にたくさん書くと応答が遅くなるのかは不明。時刻をずらしておんなじ分量書いてみること。(628字)
「最大値の2割」ぐらいで構わないから、ご機嫌でいたい。いろいろあって、いろいろ重なって、とてもご機嫌でいられない時の「逃げ場」であってほしい。そういう書き物を書けたら幸せです。ありがとう!