見出し画像

2024 Summer Vaction: Utahの旅(21)

July 9, 2024
Bryce Canyon National Park

前日に発覚したという山火事の煙が心配だったが、トレイル開始時はかなり奥まで見渡せる感じで山火事の影響は感じなかった。

Under The Rime Trailシリーズはこちら↓


Under The Rim Trail

赤枠の部分を記事にしています

Rainbow Pointから北東へ

7:50am

トレイルを出発した。いくつかの分岐を超えていく。この辺りはまだ平坦で、展望スポットも続く。

ブライスキャニオンのフードゥーになりきれていない、でも代名詞のような岩山が見える。

今から下まで行って、この岩山を見上げながら北上するのだ。
気温は思ったより高くないが、すでに太陽からの日差しが強く、標高が下がればかなり暑くなると予想された。

Under The Rim Trailは左折というポイントに来た。

一気に下るというよりはゆっくり降りていく感じ。
木に覆われる部分もあれば、見晴らしがいい部分が交互に現れるので、この辺りでは比較的何度か足を止めて写真を撮っていた。

遠くまで見える赤い岩。

山火事なのか落雷で一部燃えたのかはわからないが木が枯れたゾーンに入った。

トレイルの初めは、ブライスの赤い岩山を見ながら進んでいく。
ブライスキャニオンはGrand Staircaseの最も若い(上層)に位置するらしいが、その中にも複数の地層が分かれているようで、色が違って面白い。

少し標高が下り、見渡しがいいところに来たので、記念の影撮影。

なんの種類かはわからないが、カケスを発見。

朝の早い時間は、太陽の光が斜めから入るため、影がしっかりできてその景色が壮大で見ているだけで感動する。

トレイルはしっかりしているが、ところどころ狭くなっていたり、崖に対して何もないので、景色に夢中になりすぎると足を踏み外しそうになるので注意。

やはり、標高が高いことが影響しているのか、この時期でもまだ緑がいっぱい、花も咲いたばかりといった感じだった。

方向転換:少し北上したのち西へ

8:20am

30分ほどずっとブライスキャニオンの方を見ながら歩いていたが、少し方向が変わり、ブライスキャニオンを背にする方向にでた。この方向は、グレン・キャニオンの方角を見ているようだ(東側)。

しばしブライスキャニオンの茶色い岩山とはお別れで、緑を楽しむことになる。

道は若干狭く、滑りやすくなっている。
ハイキングポールを使っているので足元は大丈夫だが、それでも注意は必要。

別の意味でまた壮大。

トレイルはかなり整備されているのだが、ところどころ、崖崩れだったり、大木が倒れていたりする箇所があった。大木も切られているが、注意しながら通過する。

かなり標高が下がった気がする。また方向が変わったのか、ブライスキャニオンの茶色い岩山が今度は見上げる形で見え始めた。

この辺りは、川の後のような感じ。雪解けの時期は水があるのか、もっと昔に川があったのかはわからない。地図には川が示されていたがもうないのかもしれない。

Iron Springへ

9:10am

トレイルを開始して1時間半ほど。この辺りで最初の下りは終える。
道も少し平坦になり、森の中を進んでいくようになる。

森の中を進んでいくと、Iron Springのキャンプサイトがあった。
どうも写真を撮り忘れたようだ。

先にキャンプサイトがあり、その後に水源としてのIron Springの看板があった。すこしトレイルを外れたところにあるのか、看板が立っており、そこに「ここの水はクマと共有しているよ」といったことが書いてあった。
自然と共に生きよう!という感じかと思うが、怖くて仕方ない。

Dixie National Forestへ

10:00am

ちょうどトレイルを開始して2時間と10分。
しっかりとペースを管理はしていないが(いいのか)、最初は写真を撮りすぎて遅かったペースもこの辺りで巻き返し、いい感じ。

Under The Rim Trailは一部ディクシー国有林と共有しているらしく、なんどかその境界線を超える必要があった。こんな感じで、フェンスが立っており、ハシゴを越えたりする必要があった。

荷物が大きいのでハイキングポールを置いてから越えた。ドアにしてほしい。

この時は、ほんの少し、Dixie National Forestに入っただけだったので、すぐにまたハシゴを越えて、ブライスキャニオン国立公園の敷地に戻ってきた(5分足らずの距離)。

Bryce Canyon National Park再び

戻ってきたとはいえ、右手にはDixie National Forestが広がっている。明らかに森なので、クマがいそうだなとすこしビビる。

平坦な道も終わり、小さいがそこそこ足にくるアップダウンが始まる。

トレイルの初めは岩が崩れた感じで足元はロッキーだったのだが、時たま砂漠の砂のようなトレイルに変わる。ブライスキャニオンの地層が複数あり、おそらく砂岩の場所なのだろうと思うが、砂地の登りはそれなりにきつい。
しかも、森をでたら、直射日光なのだ。

11:00am

トレイル開始から3時間10分。
ポツンと立っている侵食された岩山が近づいてくる。
適当な感じでトレイルが広がっているので、余裕がある時は寄り道する人もいるのだろう。私たちは、暑いので、トレイルから見るだけにしておいた。

この辺りは一旦高台に登っているので、景色が広がる。
ブライスキャニオンの岩山もまた近づいてきた。

1つ目のTrail Junction

直射日光に当たりながら、一つ目の目標であったAgua Canyon Connecting Trail(7/9/24の時点ではClosed)とのジャンクションに到着。

11:45am

トレイルを開始して4時間。10kmぐらい進んだと思われる。歩いている速度は時速3kmを越えているのだが、休憩を頻繁に取っていたので、平均時速2.5kmぐらいだった。

ここはトレイルを開始して、下ったあとに再度のぼるパートの最高地点なので、眺めも良い。休憩も少し多めに取った。

本来はUnder The Rim Trailと並行に走っている車道から始まるトレイルと繋がるのだが、今は、岩が崩れ、トレイルが整備されておらず、危険ということで厳重に閉鎖されていた。

Connecting Trailはもし何かあった時にエスケープに使おうと考えていたので、事前に知っていたとはいえ、やはりエスケープの道がないのは、場合によっては危険かもしれない。

事前にビジターセンターで確認したのと、歩きながら確認する限りは天気の崩れもなさそうで、雷雨の心配はこの時点ではないため、体力的にも体調的にもエスケープの必要はなかったが、もしも、に備えるようには心がけている。

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?