2023 Lassen Volcanic National Park (2)
September 3, 2023
Lassen Peak Trailに挑戦
Lassen Volcanic NP:Lassen Peak Trail
Lassen Volcanic National Parkのメインの山
キャンプ場からLassen Peak Trailheadへ向かう。
前日は国立公園の園内に行く時間がなかったため、この日が初めてとなる。
入口で年パスを見せようとしたが、誰もいなかったので、そのまま通る。
園内は思ったより、山を登る道で、もちろんガードレールがない。
景色はよさそうなのだが、運転に集中。
あいにく朝から天気が悪かったが、距離は短いとはいえ、3000m級の山をハイキングするのを最終日に回すのは不安があったため、中日であったこの日に強行した。
駐車場は割と広く、トレイルヘッドにはトイレも設置されている。
この時間だと結構まだ余裕があった。
8時半ごろに駐車場に到着し、ハイキングを開始。
往復8kmで約600mを登る。ピークは3187mとなる。久しぶりの3000mの山ということで、ワクワク感しかない。
旦那は3300mぐらいから高山病を発症するので、このくらいが限界の山となる。
トレイルの最初からそれ内の傾斜で登る。
頂上まで行かない人も結構いるようだが、この天気だったので、割とまだヒトは少なめ。
気温も低く、フリースで来たことを若干後悔しながら登り始めた。
やはり景色はきれいには見えない。
雲がなかったらきっと綺麗な景色なんだろうと思いながら歩く。
湖もみえるが、残雪もみえる。もう9月なのだが。。
国立公園のトレイルなので、きちんと整備されているし、広さもそこそこ確保されてはいるが、ところどころ、狭くなったり、崖に面しているので、人が増えてきたときは注意が必要かもしれない。
このときはあまり問題なく、ペース良く登る。
このあたりは、雪で削られたのかと思っていたが、火山の噴火の跡かもしれない。雪も残っていた。
分かりにくいが、滑り落ちると真っ逆さまな感じ。怖い。
雲がかかっているおかげで、高所という感覚はないのだが、結構上まで登ってきていた。
前が見えないことも結構あった。これはこれで素敵な雰囲気。
雲の中に入っていく感じ。
すでにもう、雲の上にまで登ってきていた
結構、スイッチバックは少ない印象を受けるトレイルで、最後は岩山をずっと登る。まさしく、ホイットニー山の頂上付近を思い出した。
ものすごくわかりにくいのだが、ここが頂上らしい。
下を覗くと、まさしく滑り落ちる感じ。怖い。
実は最後の最後は岩山を登るのだが、足場も不安定で、人が来るとよけるのが大変だった。最新の注意を払う。
赤い岩の部分を抜けると、あとはトレイルに戻る。
割れた岩が、溶岩なのかもしれないと歩く。
あとで知ることになるのだが、この赤い岩が、噴火の際に地表に出てきた、アメリカでは最も新しい溶岩とのこと。もっと前の噴火で地表に出たものは色が赤色ではなく黒くなっているらしい。
一瞬頂上かと間違う、広くなっているところまで戻って来た。
ここが頂上だとみんなが間違う理由は、結構しっかりしたサイン(火山の説明)が立っていたから。
雲がものすごい勢いで浸食してきていた。
風があるからか、少しすれば、また道が見えるのだが。
赤い岩のエリアを抜けていく。
下山するにつれて視界が良くなったり、また雲に覆われたりを繰り返す。
この頃になると、ハイキングをしている人も増える。
このあたりだとまだ頂上を目指すことができる時間だけど、たまに、その装備で行くの?というグループも見かけた。
一瞬の雲の切れ目から、湖が見えた。おそらくLake Helenだと思う。
その左側には駐車場が見えるくらいにまで下山してきた。
この頃になると、駐車場がいっぱいで、Lake Helenの当たりに路駐している車が見えるまでになってきた。
高山植物も少し見られた。
後ろを振り返ったら、晴れ間が綺麗だった。
この景色を見ながら登れたと思うが。天気ばかりは仕方がない。
このあたりはもう、木が増えてきており、たくさんの鳥がいた。
白くて、鳴き声に特徴のある鳥がいて、一眼をもってハイキングしていた旦那が鳥の写真をたくさん撮っていた。
いよいよ、最後のスイッチバックあがりにまで到着し、あとは少し森を抜けて駐車場に到着。
3000mを超える山とはいえ、往復8kmで、特にしんどくもなかったので、コースタイムの1時間ほど早く到着。
次の観光スポットに向かう。
Lassen Volcanic NP:Sulphur Works
比較的簡単にアクセスできる熱水エリアであるSulphur Workという場所。
トレイルヘッドに向かう途中で一度通り過ぎた。
道路が陥没したのか、工事中で、片道走行だった。
すでに観光客でいっぱいだったので、手前の路駐スペースに車を停めて歩いた。
硫黄の臭いが漂っている。
車がいっぱい。
このあたりにもトレイルがあったようだが、よくわからなかったのと、雨が少し降り始めたため、道路わきから見れる部分をみて、車に戻った。
ぼこぼこと、熱水が湧き出ている。イエローストーン国立公園のようだ。
Lassen Volcanic NP:Visitor Center
町が遠い
Sulphur Workの次はビジターセンターに向かった。キャンプ場への帰り道というだけでなく、このあと町へ行ったん戻り、食料の買い出しとガソリンを入れる必要があった。
ビジターセンターにはガソリンスタンドの場所が書かれていたが、驚くぐらい全部遠い。まじか、という感じ。
キャンプ場の場所を考慮し、私たちはChesterへ行くことにした。
時間があったので、ビジターセンターの展示物をみたり、お土産を見たりした。
なんと、Vulcan's Eyeといって、ラッセンピークには、ローマ神話における火と火山の神、ヴァルカン(Vulcan)にちなんで名付けられた「目」のように見える部分があるらしい。
レンジャーに聞くと、駐車場から見えるで、とのことで、まったく気づかなったことにびっくり。
次の日にもう一度、見に行くことにした。
Chester:Holiday Marketでお買い物
https://www.shopholidaymarket.com/
ガソリンを入れたついでに、スーパーで買い出しを済ませる。
ポカリが売っていたので(1USDで!)適当に買いだめをした。
ここに来るまでに、熊の死骸のようなものを見つけたのだが(旦那が運転していたので)、あまり自信がなかったので、帰りにスピードを緩めてもらったら、やはり熊が道路わきに死んでいた。
びっくり!
Mill Creek:Highlands Ranch Resort At Highlands Ranch
キャンプ場に戻ってきたので、また焚火をして、パスタを食べた。
昨日に買ったサイダーも飲みつつ、今日も、デザートにはスモア。
うまーい。
ゲームをまたしたのだが、私が結構眠たくなってきたので、そこそこに就寝。
続く