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メイン州のウニ

April 13, 2019
メイン州のウニを求めて

メイン州はロブスターとウニが有名、らしい。
ロブスターは本当に有名なのだけど、ウニは知らなかった。

3年前に偶然、日本人の人が経営するウニ工場(と販売所)があると知って、たまに買いにいく。
車で1時間半ぐらいの距離。
基本はウニ工場なので、事前に電話して、営業しているかなど、確認する方が良い。

季節は秋から春までで、暖かくなると近海では取れなくなるらしく、南米からもってくるらしい。春も時期によってはもうカナダの海まで行くといっていた。

ちなみに、私のチームには、親がメイン州出身の子がいて、その子の親戚(叔父だったかな)はロブスターマンで、でもウニも捕れてしまって、アメリカ人の需要がないために、日本へ輸出してるんだよーって言ってた。

ので、きっとメイン州のウニ産業は本物なのだろう、と思っている。

お昼ぐらいに行きますと言っていたので、少し早くついたということもあって、先にランチをすることに。
ポートランドは小さい街だけど、しっかり観光化されていて、おしゃれな店やレストランも多い。

その分、値段もするのだけど。。。比較的手頃なレストランへ。
J's Oysterというレストラン。

ロブスターは間違いなく美味しいし、キングクラブ(タラバガニ)も美味しかった。ウエイトレスのおばさんに「キングクラブは地元産じゃなくて、アラスカ産だけどいいの」と聞かれたけど、そんなにみんな地元産にこだわるのかと驚いた。

付け合わせに来るクラムは、外の皮を向いて、茹で汁で洗って食べるのだけど、それでも砂のジャリジャリ感は拭えない。

日本みたいに、ちきんと砂抜きしてほしいなと思うこの頃。

お腹いっぱいになって、そこから歩いてウニ工場へ向かうと、すでにおじさんがいて「この前も来た人ですねー」とか言われれる。本当に日本人の客が多いのだけど(行けば日本人の家族や団体と一緒になる)、今日は私たちだけだった。

ウニだけでも色々種類があって、オス、メスに分けてあるものでみためも綺麗なものや、オスメスが一緒で、パックにがーんと入っているパウンドウニ(約450gぐらい!)とか、海水に入れたままで、日にちは持たないのだけど生きているものとか。

パウンドウニはイタリア人のパスタ用に用意しているらしく、日本のようにそのまま食べないから、色もあまりよくないものとかも混ざってるが、味と質は変わらないので、いつもこのお徳用を購入している。だって、ものすごい量でものすごく安いから!

他の商品は行く日によって違うのだけど、今回は、メイン州のスモークサーモン(大きくて安かった)、冷凍松茸(この松茸もカナダ産ではなく地元のメインで取れた松茸らしい)、シメサバを購入。時期によってはホタテやあん肝、甘エビなどもある(甘エビもおすすめ)。

ニューイングランド在住の方にはおすすめ(というかほぼみんな知ってるけど)。

帰ってきて、贅沢にウニ丼やお吸い物、茶碗蒸しにしていただきました。

(終わり)

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