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ツクルバ設計メンバーで「新しい働き方と住まい」について考えてみた #01

こんにちは! ツクルバ設計グループです。

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※正しくは、PPD(Property Planning and Design)事業部空間ソリューション部設計グループと申します。

はじめましての方も、知ってるよ!という方もいるかと思いますが、私たちは、モノとコトの2つの視点から場をデザインしている集団です。

オフィスやコワーキングスペース、働き方のデザインをしたり、住宅の設計、暮らしの提案もしたりしています。

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▲これまでにデザインした案件はこちらからご覧いただけます。

私たちは8月から、不動産領域における新たな価値創造を生むことをミッションとしたチームの中にいます。体制も新たに、今までやっていなかった領域にもチャレンジし新しい観点の場を生み出していきたいと考えています。

というわけで、noteでは私たちが普段考えていることや、大切にしていることなどお伝えしていければと思います。よろしくお願いします。

ニューノーマル時代の住まいって?

さて、暮らしやライフプランが多様化する中で、新型コロナウイルスの感染拡大も伴い、家での過ごし方や価値観も変わってきたのではないでしょうか。

家で「働く」という今まであまりなかったコトが追加されたことで、住宅のあり方に対する課題も生じてきました。

例えば、
・ONとOFFの時間が同じ場所になってしまったため、休んだ気持ちにならない
・ひとり暮らしの部屋でワークプレイスの場所を別に用意するのは難しい
・家族とWEB会議の時間が重なってしまって、家に居場所がない
・家事や子どもの面倒を見ながらの仕事って大変!!
など課題は様々かと思います。

私たち自身も、設計という職種ながらリモートワークをする中で見つけた課題や思いがたくさんありました。

そこで今回、そんな課題や思いをメンバー同士共有しながら、「ニューノーマル時代の住まい」をテーマに架空の住まいを設計してみることに!

5人のデザイナーそれぞれが、ひとり暮らし、共働き夫婦、子育て家族などの環境での「暮らす」と「働く」について考えて設計してみました。

「働く」環境を多くデザインしてきた集団が考える「新しい住まい」とは?

では、これまで「働く」環境を多くデザインしてきた集団が考える「新しい住まい」とはどんなものなのでしょうか。

今回は、ひとり暮らし、共働き夫婦、子育て家族などあらゆる暮らし方を考え、プランは全て、【専有部:62.72㎡ (18.90坪)、バルコニー:7.03㎡ (2.12坪)の部屋】を想定して設計しています。

arch住宅_躯体図

▲こちらがお題となった部屋の図面です。

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▲例えば、こんな感じでメンバーそれぞれがデザインしてみました。

5人のデザイナーがどんなプランを考えたのか、詳細は次回から2回に分けてご紹介していきますが、今回は5つのプランのコンセプトだけ先にご紹介!

新しい生活様式になったことで生まれた、ONとOFFの空間の分け方や暮らし方にご注目ください。

<Plan1>ご近所も家の一部
夫婦の好きな食事とキッチン機能に空間を割き、他は外の機能やサービスに委ねる暮らし
Design : Yuumi Fukui
<Plan2> ABWL - Activity Based Working and Living
寝室以外のすべてを、働くと住まいを無駄なく自由に切り替えられるABWLな暮らし
Design : Hiroaki Tateiwa
<Plan3> 静と動の境界線
寝る、働くと静かな環境を求める空間とくつろぐ、団らんする動きや音がある環境の空間を分断させる暮らし
Design : Tatsuhiko Igaki
<Plan4>働く場を持ち込まない家
最低限の設えでワークプレイスを整える暮らし
Design : Junichiro Tamura
<Plan5> FIT HOUSE
住宅に合わせて生活するのではなく、ライフスタイルに住宅を合わせていく暮らし
Design : Toshihisa Matsuyama

それではこの企画を通して、同じ課題を抱えている方に、こんな工夫の仕方もあるのか!などと思っていただけたら嬉しいです。
もっとこうしたらいいかも!などご意見もお待ちしております。

また次回お会いしましょう。お楽しみに!

▼ツクルバ設計メンバーが暮らす家はこちらでご紹介しています。


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