言葉を使うということ
こんにちは。高良です。
言葉は自分がどういう世界でいきていて、どういう感情をもって、どんな価値観で生きているのかを表現するものだと考えている。
自分の聞いたもの、見たもので世界はできている。そこから生まれる考え方にそって切り取った世界を受け渡すことが言葉を使うということだと思う。
もしかすると自分の使う言葉には、自分でも気づいていないような深層心理が眠っているかもしれない。
言葉から自己の内省を行えば、自分の現状を観ることができるのではないか。
僕がこれを特に感じたのは、コーチングを受けた時だった。
コーチから投げかけられる抽象的な問いに答える過程の中で、自分で自分のやりたいことや、自分の価値観が見えてきた。
コーチから受け取った言葉ではなく、自分自身が発した言葉からである。
コーチングは目的が内省にあるからこそそれが非常にわかりやすかったというのはあるが、それ以外の場面でも少し注意を向けただけでハッと點せられることは多い。
このように、自分の言葉の中に全ては詰まっている。だからこそ、使う言葉には気をつけなければならない。
ネガティブな言葉が口をついて出てしまった時には特に気をつけなければならないと思う。
「だるい」「しんどい」などの言葉が自分を貶めるのはいわずもがなのことだとは思うが、相手を疑う言葉や、否定の言葉を発した時には特に気をつけたい。
自分がそういう類の言葉を使う時は、自分の視野が狭まっているサインかもしれない。
使う言葉には、自分がそういう世界で生きているということを表す力がある。それを十分に理解し、いつまでも心に留めていたい。
自己を磨き、そこから言葉が生まれるのも重要だが、言葉を磨き、そこから自己を磨くというアプローチのとり方もまた一つだと思う。
自分の使う言葉には責任を持ち、常に自分を磨いていたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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