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ギャンブルや借金の悪習慣は予防できる!?

突飛な題名で始まりましたが、パチスロで借金1000万円を作り完済して復活した僕には、もう一度同じ過ちをしないことがとても重要なテーマです。

そして、こうなってしまいそうな人をつくらない、再発させないというのも、できたらいいなと思っています(相談をくださった人の中には、実際に悩まれている方がたくさんいらっしゃいました)。

ひいては、悪い習慣がある人、改善したい人のヒントになればもう最高ですね。

よく言ってるんですが、「頑張る!」、「気合だ!」なんかじゃうまくいかないわけですよ。うんざりするほど心入れ替える発言はしたけど、成功した試しはありません。

なので、仕組みだったり習慣だったり、普段の行動でなんとかしなくちゃいけません。

1.今回の概要

さて、今回は「予防」というテーマですが、そこで取った手段はこちらです。

カウンセリングです。

なんと、ありがたいことに、cotreeさんの #わたしのcotree習慣 という企画に誘われて、カウンセリングを受けてみたのです。

cotreeさんは「カウンセリングをカジュアルに使うひとを増やしたい」とのことで、僕も同じく、「カウンセリングだけじゃ無く、メンタルケアをみんなが気軽に考えて取り組めるようになればいいのに」という思いで共感したので、企画に参加させてもらっています。cotreeさんはこちら↓

カウンセリングの流れはこんな感じでした。

1.自己紹介
2.今日のテーマ
3.カウンセラーからの質問
4.こちらの返答(3と4の繰り返し)

自己紹介を兼ねて、こんなことを全て話しました。

過去のギャンブル(パチスロ)にハマった経緯、借金をした経緯、メンタルがやられた事象、返済を始めたきっかけ、家族への告白、返済中の苦労、完済を語りました。また、今は大きな悩みがなくなり、元気とやる気に満ちていることも。

深く知りたい方はこちらをお読みくださいね。

過去にしてまったパチスロ&借金を繰り返さないためには?

こちらをテーマにカウンセラーさんとのやり取りがスタートしました。

2.カウンセリングで分かった予防のこと

予防のポイントはやはりパターン化にありました。

僕が借金してまでギャンブルに溺れたのは

「何も考えない時間が欲しかったから」

これに尽きます。お金とか負けとかは二の次なんですね。

ビカビカ光ってうるさい音楽とタバコの煙に包まれて、なーんも考えてない時間がとにかく楽だったわけです。

だから、この「何も考えない時間」をどうやって違うことでつくりだすかが鍵でした。

運動する(きついから考えれませんよね?)
読書する(集中すれば現実逃避です)
映画観る(同じく現実逃避)
寝る

また、単に置き換えだけじゃ無く、どんな時にパチスロをしてしまうかも分析していました。

嫌なことがあった会社の帰り道
一人でいる時
駅の近くで暇な時

こうやってパターン化して、回避する行動をすることで徐々にやめられたわけですが、このやり方は間違っていなかったようです。

僕はたまたま自分で記録してたり、分析するのが好きでかつ体力もあったから運よく一人でできましたが、辛い時にはカウンセラーの方に頼るって方法も使えそうですよね。客観的に自分の行動を振り返ってもらえると、再発や悪化を有効に防げそうです。何より他人の方が明らかに客観的に見えますので

3.他人から客観的に見てもらうこと

特にこの他人の方が明らかに客観的に見えるというのは、「不安」な時にこそ真価を発揮します。

こんな経験ありませんか?

不安を解消しようと原因探してたら不安が不安を呼んだ
ちっぽけなことのはずなのに、死にたいくらい重たい不安がある

事実に見合ったそのままの大きさの不安と、事実に見合わない(自分で勝手に大きくした)不安があると思うんですが、後者は自分が悩んでいたり、不安な時にはなかなか冷静にこれは過大な不安!って切り捨てることができません。

そういう時にカウンセラーさんに、「その不安がはおかしいですよ、過大ですよ」って言ってもらえると冷静になれそうです。

また、家族や友人よりも赤の他人である方が言いやすいことも多々ありますよね。僕のところにも家族には言えない・・・って悩みが寄せられるくらいですから、第三者に話して客観的に自分の状況を説明してもらうのは、解決の近道になるはずです。

豆知識ですが、僕は怒られたり、怒鳴られる時に気を付けてることを紹介します。

怒られたことについては受け止めて反省します。
一方で、怒られたことに伴う相手の感情や行動(怒鳴り、罵倒、不機嫌)は無視です。それは僕ではどうしようもないし、タイミングかもしれないので考えません。

そうすると少し冷静になれるし、必要以上に不安や恐怖を抱く必要もなくなります。やってみてくださいね。

4.元気な時にあえてカウンセリングを受ける

カウンセリングって、なんだか暗そうな重そうなそんなイメージ持たれてることが多いじゃないですか(僕もそう思っていました)。

だから、あえてこの完済もして、やりたいこともたくさんあって、そんな元気な時期ど真ん中に受けてみることにしたんです。

元気な時に受けるメリットは、冷静な思考、判断ができることです。

元気な時であれば自分の状況を正確に伝えられます。

先ほど話した客観的に自分を捉えることや必要以上の不安を受け止めないことも、冷静な時の方が間違いなくいいのです。

不安な時って、不安が不安を呼ぶし、判断もろくな判断ができません。だからこそ、元気な時に予防したり、悪循環に入りかけたときの脱出方法を知っておくと断然対処しやすくなるわけです。

元気な時に専門家であるカウンセラーの人に話して、自分のことを整理し、対策として準備しておくと、将来の不安軽減にも繋がるわけです。

また、オンラインというのも気軽さがあっていいですよね。病院行くほどじゃないけど・・・ってときなんかオンラインは使い勝手最高です。なので、今回予防という観点で、オンラインでカウンセリングを受けられたことは有意義でした。

更にカウンセラーさんに聞いた話では、ちょっとでも不調を感じたら、感じなくても定期的にメンテナンスしておくと、予防も再発時のケアも楽になるようです。

カジュアルに自分のことを整理してみるとメンタル不調の予防になるかもしれませんよ。

最後にあくまでも個人的な体験と見解ですので参考までに留めて、病院に行く等必要な治療はしっかり受けてくださいね。

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