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価値観の変化の話

今日は仕事終わりにジムで汗を流した後、鮭フレークを使って炒飯を作った。そこまで難易度の高いわけではない料理かもしれないけど、とても美味しくて夢中になって完食した。仕事終わりに料理をして食べるだなんてほんの1ヶ月前では考えもしなかったことだなとつくづく思う。

3週間のワンオペで気づいたこと

妻が入院で不在のこの3週間で家事や炊事を1人でやるという所謂ワンオペとなったことで、妻が気を利かせてくれた点や細かな配慮を身に染みて感じることになったのだが、改めて自分の見過ごしてきたことや目を背けてきたことがとても多かったことに気づくことができた。それこそ、分担という名目で自分以外の誰かがやってくれるということに甘えていたのかなと思っている。

当事者意識が欠落していたし、どこか前向きに関わる姿勢が欠けていたのだと振り返っては至らなさを痛感している。ずばり自分は自分以外の誰かに困難を押し付けて逃げていた。この至らない姿勢は家事だけではないはずだし、きっと仕事とかその他諸々においても、逃げや甘さが随所にあったに違いない。

弱みを見つめて前を向くこと

何かと自分の嫌な部分を感じる気づきが多かったわけだけど、決して悲観的に考えているわけでもない。自分の弱みを見つめることができたからこそ、前を向いて努力しようと思えている。

先々に生まれてくる子供のためにも、少しでも家族にとっての戦力となりたい。

ちょうど来週にもまた料理教室のレッスンを受けてくるし、もう少し野菜を使った副菜を作れるようになったりして家庭の戦力になりたいなとか、ちょっとした目標が出来たりもした。手探りだし決して立派にこなせているわけではないけど、妻が退院する頃に少しは頼れるパートナーとなっていたいなと思う。

物事の見え方が変わったこと

たかだか3週間程度ではあれど、妻に対してとそれこそ働きながら子育てをしている女性たちに対しての尊敬であったり理解の気持ちが凄く芽生える貴重な機会になった。もちろん、自分が今やっている範囲なんて妻が日頃からやってくれているほんの一部分に過ぎないのだけど、誰かの支えがあってこそ、今の自分がいることを痛感する。ワーママと呼ばれる人たちや時短で家事や育児と仕事を両立する人たちには本当に頭があがらない。大袈裟かもしれないけど、価値観どころか物事の見え方が大きく変わった。自分も当事者意識を持って身近な家族であったり仲間を支えられるように生きてみたい。

仕事は誰か代わりがきくかもしれないけど、家庭においては自分の代わりはいない。音楽はまた性質が違う話なのでこの場では割愛するけど、仕事も生活も音楽も上手く両立をさせながら良い人生を築いていきたいものです。

少し長くなりましたが、皆様良い週末をお過ごしください。