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【NY×鳥】バーディング参加で成長実感と「ライフリスト」の意味

こんにちは。🔰バーダーのとみーです。

先日、再びオーデュボンの地元支部のバーディングに参加してきました!

場所は4月に人生初バーディングに参加した時と同じ湿地保護区(Marshland Conservancy)。

案内人も前回と同じ、熟練のアンです。

前回は、鳥の名前もほどんど知らず、七面鳥はじめ(バーダーにとっては)ごく普通の鳥にいちいち驚く、といったビギナーぶりを発揮したのですが、

今回は成長の実感がありました!

今回で出会った鳥たちを紹介しつつ、変化を簡単に振り返ってみたいと思います。

1.みなで見ている鳥や、話題に上がっている鳥の名前がだいたいわかる


1か月ちょっとの間、とりあえず1人で出かけては、初めて会った鳥を写真にとり、図鑑で調べるというサイクルをくり返していたら、いつの間にか、「見たことがある鳥」が増えていました。

思い返せば、5月の渡り鳥シーズンでえらく気合が入っていた(笑)

Great Crested Flycatcher(グレイト・クレステッド・フライキャッチャー)数週間前に子どもとMarshlandを訪れたときに初めて遭遇。後頭部がふくらんだ形が特徴的。今回も出現。


初めて見た鳥を追加していくリストを、バードウォッチング界では、Life List(ライフリスト)と呼びます。

「ライフリスト」という壮大な名前には、

バードウォッチング=生涯をかけて追い求めるもの、といった意味が込められているそうです。

バーダーの数だけライフリストがあり、それぞれにユニークな鳥との出会いの旅があるんですね。

ちなみに、人生で初めて見る鳥は Lifer(ライファー)と言うそうです。

初心者は、会う鳥会う鳥、Liferばかり🐦

Indigo bunting(インディゴ・バンティン/ルリノジコ)今回のlifer。遠くの木にとまっていたので画質は悪いけれど、名前のとおり藍色が美しいのがわかります。Marshlandでも繁殖するそうなので、また見るチャンスがありそう。
©Charles J. Sharp Wood Thrush(ウッド・スラッシュ/モリツグミ)も、今回ライフリスト入り。飛び去る姿しか見れなかったので写真は取れず。鳴き声が美しいことで有名なので、是非また会いたい。


ちなみに、現時点では、ライフリストよりも、Wish List(ウィッシュリスト/見てみたい鳥のリスト)の方が断然長いです(笑)

鳥の名前を知ることについては、ほとんどがウィッシュリストの方が先と言えそうです。

2.双眼鏡の扱いが(たぶん)上達している

鳥をスコープの視界にとらえ、ピントを合わせるという作業が、少しずつですがスムーズになってきている気がします。

Yellow Warblers(イエロー・ワーブラー)渡りシーズンにワーブラーを見たくてトライしているのですが、彼らは小さくて本当にじっとしていない!双眼鏡はワーブラーに鍛えられた気がします(笑)こちらのイエローは頻出で、今回も見られました。


しかし、まだまだド初心者な場面も晒しました。

一緒に参加していたバーダーさんが、双眼鏡のアイリング(目の周りにあたるゴムの部分)を延ばせることをこっそり教えてくれました(笑)

(メガネを使っていない場合は、そうやって使うのがよいそうです。確かに、顔から少し離して使っていたので安定してなかったかも💦)

Red-tailed hawk(レッド・テイルド・ホーク/アカオノスリ)低木にとまったので、赤茶の尾がきれいに見えました。双眼鏡はいいとして、写真の方もこれから上達したい…。


3.何度も訪れることが、経験値になってくる

実はMarshlandは、初めてバーディングに参加して以降、自分でも何度か鳥を探して回っては、発見を楽しんでいました(過去記事)。

時々他のバーダーさんともすれ違うので、どんな鳥がどのあたりで見れるのか、教えてもらうチャンスもあります。

そんな見聞を重ねると、鳥の名前と種類だけではなくて、

鳥のいる場所や環境、餌、行動、時期や時間帯などの情報が、毎回少しずつつながって、頭に蓄積されていくようです。

今回は何と、グループのみなが見つけられなかった種を双眼鏡でスポットして、カウントに貢献することができました!

遠くの泥地を歩いていたSemipalmated Plover(セミパルメイテッド・プローヴァー/ミズカキチドリ)です。

アンや他のバーダーさんに、"Good spot!"とほめられました💕

ちょうど画像中心の泥地に一羽(わずかに白いおなかが…)。うまくカモフラージュしていたので、数分じっと目を凝らして探してやっと見分けられるほど。位置を英語でみんなに説明するのがまた難しい。
1週間ほど前、子どもと来た時に近くで見た同種。今回もよーく見たらいるんじゃないかと思い、しつこく探しました。


最後に、アンがまとめた今回のバーディングのカウントは、

全部で53種、155個体

熟練バーダー集団のレベルの高さを実感します…。

アンが参加者に共有してくれたeBirdの記録

私のライフリストはアメリカで始まりました。滞在期間が限られているので、一種でも多く出会えるようにフィールドに出たいです。

最後まで読んでくださりありがとうございます!




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