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コロナから回復したので経緯まとめ

8月上旬にコロナに感染し2週間ほど闘病生活を送っておりました。現在都内では1日5千人ペースが続いておりまさか自分がという状況ではなくなってきているため、あくまで私のケースではありますがコロナになるとどうなるか記録しておきたいと思います。

1日ごとにどういう状況だったか書いていきたいと思います。

<1日目>
朝から軽い咳が出る症状がつづいていたが体調は特に問題なく普通に過ごすが、22時すぎたころ倦怠感と熱っぽさを覚え熱を測ったところ38度に。

<2日目>
朝から38度の高熱と強い倦怠感があり一日中一歩も動くことができず、
他の症状としては強い寒気(冷房をかけていなくても寒い)と食欲不振。
汗をかいていたのでシャワーを浴びるも体を拭くのにも苦慮するほど。
熱は最大で39度を超えこの日が最も熱が高い日だった。

<3日目>
コロナの疑いから近所の病院に相談しPCR検査を受ける。熱は38度までは下がっており、血中酸素濃度も低くはなかったことから医者のリアクションはただの風邪でもう治りかけではないかという雰囲気だったので少し安堵する。

<4日目>
引き続き熱が高くだるさがおさまらなかったため解熱剤を服薬。
これにより熱は大分おさまったが相変わらず食欲不振とだるさがあり
飲み物以外とることができずこの時点で1日目と比較し体重マイナス3kg

<5日目>
病院からの連絡で陽性であることが判明。引き続き寒気とだるさと高熱にうなされ全く動くことができず、この時当たりからゼリーを食べるのもきつくなってくる。保健所から今後の対応について連絡が来るということだったがこの日は電話はこず。

<6日目>
症状は5日目と同様の状態が続く。夕方に保健所より連絡があり症状を伝えると、ホテル療養を検討するとのこと。濃厚接触者や感染経路などのヒアリングもあるものと思っていたら現在感染者が激増しておりそこまで追うためのリソースがないとのことで、自分の症状だけ聞かれたのみ。

<7日目>
熱は引き続き38度で症状変わらず。保健所よりホテル療養の連絡があり翌日都の車両が迎えにくるので、都のホテル療養のサイトを見て必要なものの準備をしておくようにとのこと。

~ホテル療養開始~

<8日目~13日目>
自宅付近まで迎えの車両が来てホテルへ、途中で2名一緒に同じホテル療養者を乗せ3名で療養先へ向かう。車両内は当然終始無言でどんよりとした雰囲気。

ホテルに入ると自身の名前と部屋番号の書かれた封筒をとり、そのまま部屋へ直行するように指示を受ける。封筒内に部屋の鍵も入っておりそのまま部屋に入ると内線がかかってきてホテル療養中の生活について説明を受ける。

・食事は1日3回、1階にお弁当が準備されると館内アナウンスが流れるので
 自身で取りに行く(この時以外は部屋を出てはいけない)
・1日2回体温と酸素濃度を計測し専用サイトに入力。
・1日に何度か看護師から体調に関する連絡が来る
・療養期間中のシーツ交換等や部屋の清掃は一切なし
・服についても洗濯などは自分でなんとかする
・解熱剤なしで37.5℃未満の体温が3日連続したら退所可

ホテル療養3日目頃から熱が引きはじめ6度台になり、相変わらず食欲はなかったものの3日間37.5℃未満が続いたためホテル療養6日目に退所の許可がでる。

<14日目>
熱も下がり感染力もなくなったとのことで退所。私の場合はけだるさも収まっていたため問題なかったものの、人によっては熱が下がっても体調は悪いまま退所になるかたもいるそう。ホテルからは事前に聞いていた通り自力で電車で帰りました。

<15日目>
体調はほぼ元通りになり食欲も出てくる。2週間ほとんど寝たきりで食事もとれていなかったので体重は6キロ減で体力はまだ戻っていない状態。ただし味覚障害などの後遺症はなく一安心。

■まとめ
発症直前まで仕事が忙しかったのもあり、当初は風邪を引いてしまったと思っていたらまさか自分がコロナになったとは思いもよりませんでした。熱が高すぎてつらく、解熱剤で熱を下げるだけでこんなにも楽になるのかと思いました。ぜひみなさん高熱にうなされる前に解熱剤を飲んで下さい。人生で38℃以上の熱がこんなにも長い期間続いた経験がないためこの苦しみがいつ終わるのかわからないということが精神的にも辛かったです。

またホテル療養中はほぼ人との会話もなく1日中部屋にこもりっきりで、この生活がいつ終わるかもわからないということで精神的にも肉体的にもつらかったです。意外にも出されるお弁当がハンバーグやらチャーハンやらボリューミーだったのもあり療養中一度も食べきれませんでした。ただそういった現状をお伝えするとゼリー飲料を差し入れて下さるなど自分の体調に合わせて対応して頂けるのはありがたかったです。

ちなみに直前に自分が直接会っていた人が数名おり何人かにはうつしてしまったらしく私の発症から数日後に陽性だったとのことです。ただ私自身はそこまで頻繁に外出していたわけではなく仕事も完全在宅だったので、どこで感染したのか全くわかりません。感染予防のための対策も重要ですが、現状の感染者数を鑑みると自分がかかってしまった場合のことを考えて動いた方がよいと思います。例えば会社によってコロナでの休暇を有休で消化する企業もあれば特別休暇として有休を使わずに済む企業など対応は様々です。
事前にそういった点も確認されておくことをお勧め致します。

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