今週の注目イベント
2/14…日本:18年10−12月期GDP
市場予想では、前期比+0.3%、同年率+1.4%と、自然災害の影響で
マイナス成長となった18年7−9月期からプラスに転じる見通し。
12年12月に始まった今回の景気回復期間は19年1月で74ヶ月目を迎える
なか、戦後最長となった可能性が高いと政府は示した。
2/14…中国1月貿易統計
市場予想では、輸出が前年比−2.7%と前月に続きマイナス、
輸入は同−11.0%とマイナス幅は前月から拡大の公算
貿易収支は、320億ドルの黒字と前月から黒字幅が縮小する見通し。
中国は米国に対し、大豆をはじめとする米国産の農産品等の輸入拡大を
約束。2/2に中国は米国産の大豆を新たに100万トン購入したと発表。
春節要因を考慮し、3月公表の1〜2月累計の貿易統計に注目。
2/15…米国つなぎ予算期限
トランプ大統領は1/25にメキシコ国境の壁建設予算が含まれていない
2/15までのつなぎ予算に署名。
昨年12/22からの米政府期間の閉鎖は35日間と過去最長を更新して
解除された。
ただ、壁建設予算で下院の過半数を握る民主党と合意できなければ
「非常事態宣言」で議会承認を経ずに壁建設に踏み切るとも述べている。
民主党との対立が深まれば、つなぎ予算が切れる2/16日以降に再び政府機関閉鎖となるリスクがあるほか、3/1に期限を迎える連邦政府債務の
上限引き上げにも影響が及ぶ可能性がある。