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松坂大輔にセーブがついた理由

お久しぶりです。
たかふです。

3か月も休養してしまいました。。
継続すること、って何年生きていても大変なことだと痛感します。

さて、
何か書こうと思うと、どうしても戦評に走りがちになるのですが、
とある記録について調べてみたいと思います。

松坂大輔

言わずと知れた、
平成を代表する怪物エースです。

日米通算
377試合登板170勝108敗2セーブ2130奪三振

レッドソックスで18勝を挙げた10年目以降は、
二桁勝利に恵まれず、200勝こそ達成できませんでしたが、
彼に200勝という区切りは不要なくらい、大投手として語り継がれていくべき投手ですよね。

??

2セーブ?

いつそんな登板してましたっけ?
しかも調べると、プロ初セーブは入団2年目のことだとか。
先発でばりばり投げているころではありませんか。

さっそく調べてみましょう。

2000年5月9日 ロッテ戦 プロ初セーブ

2000年というと、
高卒2年目の松坂が、球団初の10代で開幕投手を務めたシーズン。
結果的に、2年連続の最多勝(14勝)と、自身初の最多奪三振(144奪三振)を獲得するのだが、順風満帆ではなかった。

4月21日の、シーズン4回目の登板で、
登板中に右足首をねんざ。2回途中での出来事だった。
2週間ほどの休養をあて、
5月6日の日本ハム戦で復帰登板。
1点をリードされている場面でのリリーフ登板で、
7回からの2イニングを3失点という、散々な結果。

再び調整登板となったのが、この5月9日。
相手先発・川井を攻略し、4回までで9点のリード。
松坂は7回からリリーフ登板し、以降3イニングを無安打1四球に抑え、ゲームセット。
セーブ条件を見事に果たし、プロ初セーブが記録された。

2014年4月25日 カージナルス戦 メジャー初セーブ

日本でのセーブから、なんと14年後。
自身メジャー8年目のシーズンで、2球団目のメッツで機会が訪れた。

当時の監督は、
のちにオリックスを率いたテリー・コリンズ
マイナースタートとなったシーズンだったが、4月時点ですぐさまメジャー昇格。
シーズン初登板こそ敗戦処理の場面で1失点という結果だったが、
その翌日には延長11回からの3イニングを四球1つの無安打ピッチング。

シーズン4試合目となった登板で、
3点リードの9回の1イニングを、見事パーフェクトピッチングで締めくくったのだ。

この年、
途中故障者リスト入りするなど自らの体に鞭を打ちながらのシーズンだったが、
シーズン34試合登板というのは、彼のシーズン最多登板記録となった。


以上が、
松坂大輔投手がセーブを記録した2試合についてでした。
選手自身の調整登板だったり、チーム事情だったりと、
理由がわかってすっきりしました。

また気になる記録があれば、
深堀してみようと思います。




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