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育休から復職後9か月で転職した話③(葛藤期)

②はこちらから↓


仕事を楽しいと思えなくなっていたのに、すぐ転職を決意しなかったのには理由があります。

2人目問題


なぜすぐに転職しなかったのか。
全てはこれです。

「2人目をいつ産むか」


選択肢としては
①2人目を現職で産む(娘と2歳差)
②2人目を転職後に産む(娘と3歳差)

もちろん授かりものなのですべて計画通りというわけではありません。しかし、夫婦で何度も話し合いをしてお互いの考えを共有してきました。

①2人目を現職で産む
メリット…現職の福利厚生がしっかりしている
     2人目育休中に副業開始できる
デメリット…いつ妊娠するか分からないのに現職を続けてメンタルが保つか

②2人目を転職後に産む
メリット…働く環境を変えることで仕事に対するモチベーションUP
デメリット…1年働かないと育休が取れないので、出産が遅くなる
      そもそも転職してすぐ産休取るのは歓迎されるわけがない
      年齢があがり出産リスクもあがる、妊娠できない可能性も


私は、客観的に考えれば①が良いだろうと思っていました。夫も高齢出産になるリスクを1番懸念しており、そういった意味でも①に気持ちは傾いていたと思います。
自分が我慢すれば、希望通り育休が取れる。しっかりとした保障もある。

②を選んで仮に妊娠出産に至らなかった場合、
「自分が転職したいというワガママを押し通すことで、理想の家族計画そのものが崩れてしまったらどうしよう?」と不安に陥りました。
正直転職が決意できなかったのはこの思いが強かったからです。


キャリアコンサルタントの学びで得たこと


転職をしようか悩んでいる中、国家資格キャリアコンサルタントへの学びをスタートさせていました。

勉強の習慣を継続させたかったことや、自分自身のキャリアの悩みもありキャリアコンサルタントへの関心を持っていました。
自分自身の悩みって、育休から復職した女性にも共通することはあるのではないか?自分の学びによって役に立ちたい。と思ったのです。

養成講座を申し込み、まずはオンラインで学びを開始。そして全12回の通学もスタート。毎週土曜日は娘を夫に任せ、夫の協力を得ながら通い切りました。

そして、キャリアコンサルタントの学びを進めていくうちに、自分の強みや興味関心と向き合うようになっていきます。そして、様々な理論を学び気づくのです。

「自分の強みを活かす場所で働くことで自己実現に近づく」
「成功とは会社・組織においての成功ではない、会社に依存せず、自分で自分の道を切り開く力が変化する社会の中では求められる」


モヤモヤしながら続けていた仕事


仕事は相変わらず低迷しており、楽しいと感じることは少なくなっていました。それでも仕事をして、真っ暗になった中迎えに行く。
娘はお兄ちゃんお姉ちゃん園児たちと待っていましたが、0歳児クラスの中では最後のお迎えです。

真っ暗な道を子供と帰りながら、

「今の仕事って、こんなに暗くなるまで娘を預けてでもしたい仕事なのか?」

と思うと涙が出てきました。

娘にとっては良い親で居たい。
私が働く姿を見て、「楽しそうに働いているなぁ、自分も母親みたいに働きたい」と思ってほしい。

果たして今の自分がそういう母親であるだろうか?
そう思うと、答えは決まっていました。

転職しよう。

それまでも感情の昂りで涙が出ることがありました。その度何度も乗り越えていこう、頑張ろうと気持ちを奮い立たせていましたが、今回ばかりは違います。心が折れかけた私を見て夫は「もう、転職!しよう!」と後押ししてくれました。感謝。


転職するという決断を後悔しないだろうか、と考えました。
そんな時にTwitterで出会ったこの一言。

「自分で選んだ道を正解にする」

今までは客観的に見てよいと思われる選択肢を選んできたけれど、自分の気持ちに従って行動しよう。
そして、それが正解だったと思えるように一生懸命頑張ろう。

そう考え、転職活動をスタートさせました。


転職活動の結果は、また次回に。

つづく。


次はこちら↓(完結編)


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