育休から復職後９か月で転職した話④（転職活動編）

転職活動記録No.4、いよいよ最終回です。
前回はこちらから↓

転職を決意し、まずは自分と向き合うことから始めました。

・「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」でやりたいことを見つける
・「やりたいこと」「できること」「ニーズがあること」から業界・職種を探す
　などなど…

過去の自分を振り返ったり、有料のキャリアコンサルタントに申し込んだりしてどういうことが好きか、得意なのかを徹底的に向き合いました。

そして将来に目を向け、自分がどのように働いていきたいのか、どの分野で活躍したいのか、今後どういう人生を送りたいのか…。

自分と向き合っていくうちに、私にはある思いが浮かんできます。

転職の軸

「自分らしく働きたいけど、（外的要因等により）働けない人を支援する」

復職後、そして転職活動を通じて感じたこと。
そして、私が働くことで実現したい未来です。

・子どものお迎えで時間的制約がある
・突然の発熱で仕事を休む
・遅いお迎えに心が痛む
・働きたい仕事があるが、自宅から遠くて通えない（お迎えに間に合わない）

出産するまでは時間を気にせず働いていたのに、急に時間を気にするようになった。誰かがお迎えに行かなくてはならず、自分がその役目を担っている。

時間の制約があっても思い切り働きたいのに、なんだかアクセルが踏み切れないジレンマ。そういう思いをしながら働いている人を支援していきたいと思うようになりました。

様々な転職サイトを見ていと、既に世の中にはそのような制約・要因を解消するようなサービスが増えているなぁと感じました。

・在宅勤務専門転職サイト
・時短勤務専門転職サイト
・病児専用シッター
・フリーランスと企業のマッチング
・託児付きコワーキングスペース
・保育に関する事務周りを軽減するサービス
などなど…

1番関心のあるのは子育て世代の母親支援ですが、そのような人たちが働きやすい世の中になれば、親の介護や、自身の病気、配偶者の転勤等で制約がある人でも働きやすい社会になっていくのではないか。。

そういう思いを持った私は、手段（職種、業種）は限定せずに転職軸にマッチした会社にエントリーすることにしました。

転職結果

アラフォー転職（１歳の子持ち）の活動結果は以下のとおりです。
エントリーしたのは意外と少なく見えるかもしれませんが、職務経歴書を都度ブラッシュアップしたりと短期集中で行ったので結構大変でした。
毎日毎日転職サイトと職務経歴書とにらめっこしていた気がします……。

■Wantedly からの「話を聞きたい」　8社
　→内定　1社
　　一次面接落ち　1社
　　書類落ち　1社
　　カジュアル面談のみ応募せず　3社
　　返事なし　2社

■公式サイトから直接応募
　→書類落ち　1社　

有名どころの転職エージェントと面談したり求人紹介してもらいましたが、結局一社も応募はしませんでした。
というのも、自分の経歴と労働条件（時間に制約があり残業があまりできないこと）を伝えたところ、「私が求める職種・業界」ではなく「私が入れそうな職種」を提案されたからです。
もちろんエージェント側も営業なので致し方なしと思いますが、あまりニーズにマッチしていないなと感じお断りしました。

内定をもらった会社

内定をいただいた会社は、転職の軸にもマッチしており、仕事を通して新しい社会・働き方の実現に貢献できるのではないかと期待があり入社を決めました。

面接のときに社長に言われた言葉が深く心に残っています。

「色々なバックグラウンドを持つ人たちが集まり仕事をすることで、様々な発想が生まれ良い仕事を生み出すことができる。」
「子どもを育てながら働く女性が入社するということは、うちの会社にとってプラスである」

子持ち女性は転職に不利だと思っていたので、このように言われたことは衝撃でしたし、同時に嬉しくもありました。
元々の志望度も高くこの会社で働けることが楽しみすぎて、前職の仕事の悩みも吹っ切れて過ごしていました笑

転職活動を通じて感じたこと

就職（転職）活動は恋愛と似ている…
本当にその通りだなと感じました。
企業の募集のタイミングと転職活動のタイミングが合うこと、お互いの想いがマッチすること。選考に落ちることは「自分の能力が低い」からではなく「その会社と合わないだけである」こと……。

私のような少ない転職活動の中でも、挫折はあります。
ぜひ選考を受けてみたいと思った会社が遠方にしかなかったり、志望度が高かった会社に落とされたり…。
特に書類で落とされると、「自分の歩んできた人生って魅力的じゃないのか…」と自己肯定感が損なわれて、どこにも転職できないのでは？と凹んだりもしました。

でも結局、能力ではないんですよね。
合うか、合わないか。

現在転職活動をしている方、もしくはしようと思っている方。
ぜひ自分に合った会社探しだと思って転職活動をして下さい。もし残念な通知が来たとしても、落ち込む必要はありません。それは「合わなかった」だけ。
いつか自分に合う企業と巡り合えるはずです。

おまけ：入社して３週間たったよ

入社して早くも３週間経ち、慌ただしくも充実した毎日を過ごしています。
毎日毎日ものすごいスピードで過ぎていき、キャッチアップするのも大変ですが、今まで３社経験しているからこそわかること、思うこと等があり、今までの経験は決して無駄ではないことに気づかされます。

早く仕事のペースを掴み、仕事を120％やりながらも生活とのベストバランス、ベストスケジュールを組むのが今の目標です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！