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1人×1週間×ノーコードでサービス作った話

有名人にビデオメッセージをリクエストできるFaveというサービスを1人×1週間×ノーコードで作ったのでnoteに記録を残そうと思います。
久しぶり(5年ぶり!?)にnoteログインしたのですが過去投稿していたこと忘れていて過去の自分にびっくりしながら書いています。

サービス概要


Fave for Vtuber - Vtuberから届くビデオメッセージ -

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まずは有名人 = Vtuberと定義して
Vtuberさんにビデオメッセージをリクエストできるサービスを作りました。
(本日の先行リリース時は3名の方に参加いただいていますが8月内で少なくとも15名ほどには増える予定です)

なぜこのサービスを作ったか

単純にアメリカに先行事例でうまくいっているサービスがあったから
そして自分もユーザーとして使いたかった+運営側もしてみたかったから
それに尽きます。

アメリカで展開されているサービスはこちらです(ユニコーン企業だとか)
日本でも同サービスをベンチマークしたサービスが出てきていたり
ZOZOで有名な前澤さんのファンドの出資先も同サービス展開を考えているみたいです。今後日本でも似たようなサービスが流行るかもしれませんね。

ユーザー目線では「有名な人からビデオメッセージもらえるなんてアガる!」というミーハー精神と運営目線では精力的に活動なさっている有名人/クリエイターの応援(具体的にはマネタイズ支援)ができるといいなと考えました。コンセプトが似ているSkebBOOTHeluがいずれも人気ですので上手くやれば可能性はありそうです。

なぜVtuber軸で展開することにしたのか

このサービスを作る際のタイムスケジュールは下記のような感じでした
(1週間じゃないというツッコミはご容赦ください..制作1週間ということで)

- アイディア(といっても元ネタがありますが) : 1週間
- ヒアリング : 2週間
- アタック : 2週間
- サービス制作 : 1週間

ヒアリング期にいろいろなツテを使って有名人を獲得できないか動いてみたのです。当然いわゆる芸能人も対象として事務所や関係者の方々と話をさせていただきました。ただ印象として日本の芸能事務所は腰が重そうだった。
(サービスの形はなく紙資料での話し合いだったので無理はないのですが)
Faveはお客様と有名人をつなぐいわゆるマッチングなので有名人を確保できなければサービスが成り立ちません

有名人 = ファン/応援している人が付いている方と考えたときに行き着いた1つの答えがVtuberの皆さまでした。Vtuberは個人で活動されている方も多く新サービスにも敏感なのでTwitter等でお声がけしたら割と良いレスポンスをいただけました。
しかもいろいろ話を伺うに日本発のVtuberが海外でもウケている(特に中国とスペインでウケている話をたびたび聞きました)ということを知り初っ端からグローバル展開できて面白そうと思った次第です。

なぜ1人で立ち上げたのか

スピードもってコンパクトな形でサービスを出してみたかったからです。
今までチームを組成してサービスはけっこう作り込んでから出すということが多かったのですが、まずは個人サービス感覚でいろいろ試してみる、というスタンスでやってみたかった。

とはいえ金銭のやり取りが発生しますし責任は伴うので会社名義で展開する形をとっています。幸い私より優秀なメンバーが周りにいるので今後は力をいれて拡張していこうと考えています。

なぜ1週間で制作できたのか

あったほうがいいレベルの機能はもちろん一般的なWEBサービスには当たり前に備わっている機能もかなり落としました。具体的にはユーザー登録やマイページの機能すら落としました。システムはツギハギ(WordPress+Googleフォーム+Googleスプレッドシート+Shopify+Discordなど)です。

なので褒められたことではないでしょう。
ひとまず一連のサービス体験ができれば良いという考えです。
万が一失敗しても時間を掛けていない=コストがかかっていないので痛くありません。リスクは限定的です。
サービスが立ち上がったら諸々ちゃんと整備していこうと思ってます。

なぜノーコードで制作できたのか

上記の通りバックエンドはGoogleスプレッドシートを使っていたりフロントはWordPress+各種プラグインで構築したりの状態です。WordPressはいろいろなプラグインがあるので便利ですね。サービスが拡大してきたら耐えられないのでしょうけど立ち上げ期はローコストでスピーディに展開すべきだと思うので悪くないと思います。一方で本格運用時はこのまま展開するつもりはなく全面的な作り替えが必要でしょう。トライアル期にいろいろ試した上で最適化したプロダクトを作り直す方針で進めたいと思っています。

いい意味で有りものを使って構築していますが[運用]はできるだけ楽に(=極力自動化されるように)ということを心がけています。
これまでの仕事経験談ですが特にto Cサービスは開発と同じくらいリリース後の運用も大事だと感じます。できるだけ1人で運用できるように(実際は前述の通り会社で運用する体制にしていますが)気は配ったつもりです。

サービスとして成り立ちそうであればアプリ化も進めたいです。AdaloBubbleなど有名なノーコード開発ツールあるので勉強せねばですね。

類似サービスとの差別化で考えたこと

ビデオメッセージのリクエストサービスはいろいろある(今後もでてきそう)という話は書きましたが差別化として[抽選]という要素をいれてみました。
本業で某スニーカーショップのアプリ開発と運営に携わっているのですがスニーカーの抽選ってすごく面白いんですよね。スニーカーのリセール市場が面白いという別の話もあるのですがそれは置いておいて、人ってランダムとか抽選って好きなのでワクワク感をいれたく導入した次第です。またビデオメッセージに希少性を持たせたいという考えもあります。
なお上手く回らなかったら抽選はやめます!実際に抽選制は面倒じゃないかという声もいただいたのですが個人的にやってみたくて導入しました。これが1人で作る=意思決定できる良さでもありますね(笑)
ただ上手くいかないことに固執しても意味はありませんので抽選制が微妙だと思ったらやめて別のやり方を考え柔軟にやっていきます。

ウチは前澤さんファンドのような支援がないので知恵を絞ってやっていきます(競合他社のみなさま抽選機能はつけないでくださいね 笑)
他にも差別化は考えてはいるので順次試していきたいなと思います。

なぜnoteに書いたのか

サービスリリースできる嬉しさを残しておこうというのが本音です。
実際になにかサービスを立ち上げたいと考えてらっしゃる方の参考になればと思ってます。なにか気になったことあればいつでもお気軽にお声がけください!お役に立てそうなことあればぜひ!

サービス立ち上がってきたらプランナー/エンジニア(サーバ or アプリ)/デザイナーの方々も募集したいです。追加したい機能や事業展開があるのですが1人ではやりきれないので力貸していただけると幸いです。

またVtuberの方々はもちろん有名人の参加もお待ちしています!
ビデオメッセージでファンコミュニケーションしたいという方はぜひ。
私の推しを推したい!って方も声かけてください。
募集は一定数までは受け付けるのですがそのあとは招待制に移行することを予定しています。(これも個人的に試してみたいことです)
なお各業界ごとに個別WEBサイトを立ち上げてサービス展開する予定です。

さいごに

今回のサービスが事業として成り立つのかは未知数ですが成り立つように試行錯誤していきます(せっかく作ったので黒字にはなってほしいものです)
直近は特にプロモーションは行わずミニマムにサービスを使っていただいてサービスの改善に努めます。
進捗状況は都度noteでご報告できればと思います。

ぜひ応援していただけると幸いです!
(これが最近流行りのプロセスエコノミーか/買ったのですが読み切ってないので読まないと)

それでは今からユーザーとして抽選エントリーしてみようと思います。
ではまた!

Fave for Vtuber - Vtuberから届くビデオメッセージ -

FireShot Capture 011 - 早瀬 やよい – Fave for vtuber - vtuber.fave.video


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