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フルフィルメントキャリア~「非」経済的価値の最大化へ~

20年以上会社勤めをし、その内の半分ほどの年月は、海外で仕事をしました。

そして、今年2月、会社を辞め、自身の会社を設立しました。

その時決めたこと。それは、

自身が設立した会社は、心から湧き上がる「それ、したい!」と思うことをとことんすることを叶える会社にしようということでした。

・自身にエネルギーをもたらせてくれることに没頭し
・自身の中にあるエネルギーが最大になるような仲間と過ごし、そして
・自身がエネルギーを感じることを全力でできる会社

を作っていきたいと心から思い、今に至ります。

そして、これからの成功の基準も決めました。

「経済的価値」という基準だけに縛られないようにと思っています。

事業規模・組織規模の大きさや、売上・利益、成長性、時には収入や出世(役職)など、組織や誰かが決めた成功の基準ではからない、ということです。

経済的価値だけを追いかけ追い求めるのではなく、非経済的価値の最大化、を実現していこうと思いました。

「自分自身の感じる心地よさ」を第一判断軸にしています。

このようなことをビジネスコーチに話したところ、
コーチが「それはフルフィルメントの最大化と言えそうですね」と教えてくれました。

そこから、「フルフィルメントキャリア」という言葉を使っています。


フルフィルメントキャリアを構成する要素を私なりに考えてみました。

「フルフィルメントキャリア」=社会貢献×ビジネス×仕事×人生×自分

だと、今のところ思っています。(この先進化するかもしれません)

どの5つも重要だと思いますが、特に5つ目の要素の「自分」は、多くのことが含まれています。

例えば、自分しかできない、自分らしさ、自分に強みがあること、自分の心地よさ、などです。

他の4つの要素は:

・最初に書いた「社会貢献」は、言うまでもなく。社会につながり、社会に貢献する活動を地道に行うこと

・2つ目に書いた「ビジネス」というは、経済的価値。経済的価値の最大化はフルフィルメントキャリアの1部ですが、全てではありません。

・3つ目にに書いた「仕事」というのは、誇りをもって仕事にあたっている境地。

・そして、仕事だけの話をしているのではなく、「人生の選択」でもあるということで、4つ目が「人生」です。

フルフィルメントキャリアは、自身の人生哲学によって磨き上げられるものでもあると思います。スキルよりも「思考」の方がより重要になると思います。

フルフィルメントキャリアを作っていくということは、不安もいっぱいです。

なぜなら「経済的価値」に重きを置いてきた今までのキャリア人生とはその仕事の仕方、あり方、判断軸が大きく異なるからです。

しかし不安だということは、新しい試みをしているということでもあり、その(自分にとっての)新しさはとても面白いと思っています。

そしていつも、自分は自分の人生のパイオニア(新しく開拓する精神)でありたいと思っています。

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