正しい答えを出すよりも、正しい問いをもつ
優れたリーダーに共通することの1つは、普段からセンスの良い問いを立てていることです。
会議などで同席するとよくわかります。
優れたリーダーは、必ず周囲に「問い」、それも「よい問い」を出しています。
話している時間の多くを、自身の意見の主張に使うのではなく、問いを出すことに使っています。
しかも、その問いは「取るに足らない問い」や「疑いを持った問い」「論破するための問い」ではなく、「コアに迫る、ユニークな問い」です。
問いたいことではなく、問うべき問いでもあります。
その問いは、視野を広げたり、深めたり、することに役立つ問いということになります。
それは、ビジネスであれば、戦略論に基づいた問いでもあると思います。
経営者の立場に立ったとして、最後にgoサインを出すとしたら、何と何を確認したいか、ということに基づく問いです。
これからのリーダーは、正しい答えを出すよりも、良い問いを持つことの方が重要になるといわれています。
ピータードラッカーは、
“The important and difficult job is never to find the right answer; it is to find the right question.”
“The right answer to the wrong problem is very difficult to fix.”
と言っていますね。
問うべきことを問う、を、意識するって本当に大事です。
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