デンマークでの生活も2週間を切りました
早いもので、デンマークでの滞在もあっという間に残りあと1週間ほどになりました。
今でも最初にここにきた日のことは鮮明に覚えているので、あれからもう約半年も経ったのかと思うと、時の速さに驚きを隠せません。
最近は、1月に来た時のどんよりとした空気が嘘かのように、青天で暖かくなる日が多くなってきて、太陽大好き人間としては万々歳な毎日です。そんなのどかな環境下で生活しているからか顔や心が最近より一層丸くなってきたような気が…（笑）
今日は、前回からだいぶ期間が空いてしまいましたが、久しぶりに近況報告も兼ねてnoteを綴っていきます。
最近何をしているの？
この発信をしていなかった1ヶ月ほど何をしていたかというと、修学旅行第2弾として1週間ほどドイツのアーヘンというところを拠点にしながらドイツ、ベルギー、オランダの3カ国を回ったり、その後はその足で同じくドイツのハノーファーへ行きアメリカ留学時代の知り合いに5年ぶりに再開したり、長らく体調を崩している友人の側に付き添っていたり、そんなゆったりとしながらも忙しない日々を過ごしています。
【修学旅行🇩🇪🇧🇪🇳🇱】
こういうことは日本ではできないから新鮮
今回の3カ国の中で一番のお気に入り。大学があり、学生が多い
自転車大国で、よく自転車に乗っている人を見た
先生の趣味でこういうよくわからない場所をたくさん回り、よく歩いた、毎日20キロ近くも…
脅威のアルコール度数10%
ビール克服できるように頑張りました（笑）
【アメリカ留学時代の知り合いと5年ぶりの再会🇺🇸】
過去の留学生たちを訪れにヨーロッパ旅に来ている最中に合流。
あとは、残りわずかなここでの時間を思う存分楽しんでいます。いわゆる「非生産」的なことをたくさん。あとは、日本にいたらよほどのことがない限りやらないようなめちゃくちゃ馬鹿げていることもたくさん。これに関しては、あんまり公には言えないので日本に帰国した時にでもぜひ（笑）
そんな毎日を過ごしていたら、ここ最近圧倒的に携帯やパソコンを触る時間が減りました。知らぬ間にデジアルデトックスです。それもあって最近noteの更新も滞ってしまっていましたが、なるべく今の自分の気持ちを言語化して今後振り返れるようにするためにも、残りわずかですが頑張りたいと思います。
最近の変化①：1人部屋になった
地味ですが、意外と自分の中での大きかった変化は1人部屋になったことです。5月下旬のちょうど修学旅行から帰ってきた次の日の朝。ルームメートから突然、
「ちょっと相談があるんだ。実は、別の子と一緒にルームメイトになりたいと思っていて、いいかな？部屋はそのまま1人で使ってもらって大丈夫だよ。」
と報告を受けます。
これを聞いて、率直に何だかとっても寂しかったです。心にぽつんと穴が空いた感じ。ここに最初にきた時にドアを開けて部屋を見た時には、牢屋並みの狭さとあまりのプライベートのなさに嘆いて、1人部屋がいいと思っていました。だから、心のどこかでは「よっしゃ！」と思うと思いきや、全く逆の感情になっていることに自分自身驚いてしまいました。
どうしてこんな感情になったかというと、修学旅行中別の子達と相部屋になったのですが、その時改めて自分のルームメイトの良さに気づき、また一緒に部屋をシェアするのを楽しみにしていたからです。
ちょっと悲しく、残念な気持ちになりつつも、私と何か問題があったわけではなく何か事情があるっぽかったのでまあ仕方ないと思い、3週間ほどたった今は、1人部屋を謳歌しています。そして、人生で初めてダブルベットをゲットしました。
もともと私自身ものが少ない、かつ、元ルームメイトの荷物が多かったこともあり、彼女が出て行ってからやたらと部屋がすっからかんのもの寂しい感じがしますが、なんだかんだ今の部屋も気に入っています。
あと残りすこし、存分に広々としたベットを堪能したいと思います。
最近の変化②：デンマークにいる間は就活するのをやめた
タイトルに書いた通り、デンマークにいる間は就活するのをやめました。
私は25卒の予定で、本来日本にいたらこの時期はサマーインターン等に向けて徐々に就活を始めていく段階にあります。
まだ3月・4月の頃は私も色々不安で日本にいる人たちと同じように就活をやらなければ、という気持ちで友人に言われるがままにそれとなく始めていました。ただ、やっぱりどこかで引っ掛かるものが。
「これってデンマークに来てまでやるべきことなのだろうか。」
確かに就活は自分の将来を決める大事なものでもあり、その重要性は私もわかっているつもりです。だけどそれと同じくらい、もしかしたらそれ以上にこの留学も自分の将来や人生において大事なものだと思っています。何より、この留学にくるのにもかなりの時間とお金を使って、自分の中では大きな覚悟を持って決断したものです。それなのに、その限られた大事な時間を就活に取られてしまって良いのだろうか。
私のいるフォルケホイスコーレという学校自体、他の留学先の学校と違ってちょっと特殊で、何もしないことが善という考えがあります。一旦学校のこととか、仕事のこととか脇に置いておこう、みたいな。
そんな、フラットな状態でいることこそがここでの生活の醍醐味であるし、そういう状態だからこそ見えてくるものがあるのに、就活なんかしてたらその良さが台無しになってしまうのではないかという気がしてなりませんでした。
私と同じ学年で留学に行っている友人らに相談したところ、現地で就活を始めていると言っていたけど、私は彼らみたいに全然違うベクトルのものを2つ同時並行で全力で取り組めるほど器用ではない。だし、すでに今年新卒で働き始めた友人らや社会人の方々にお話を聞くと、絶対に就活は大丈夫だから、留学生活を優先させたほうがいいよ、と言ってくれる。
だから、私は、その言葉を信じてとりあえずは何もしないことにしました。ただ、本当に何もしないかと言ったらそうではなくて、いわゆるみんなが想像するような就活はしていないかもしれないけど、このnoteでの発信を通して自分の考えを言語化していることが知らず知らずのうちに自己分析になっていたり、ここで日本ではできない経験をたくさんしていることによって自分の器を広げる作業ができているのではないかな、と思っています。
みんなと同じような戦い方ではないかもしれないけど、私は私なりのやり方で勝負してみたいと思います。
学校が終わったら、いざ1人ヨーロッパ旅へ。
学校での生活も6/21（水）を持って終了するのですが、その後はというと3週間弱ヨーロッパの西側をメインに旅をします。先日悩みに悩みまくってやっと旅のプランを立て終えられました。
元々高校生の頃から「大学生になったら、アメリカ留学時代の友人らに会いにヨーロッパを旅行したい！」と漠然と思っていて、実現可能かどうかも正直よくわからない中、とりあえず行きたいなー、なんて口にしていました。それが、気づいたら実現しそうです。
大学一年生の頃にコロナが直撃してもう無理かなと、半ば夢半分で終わりそうだったものが本当に実現しそうなことに自分自身一番驚いています。思わぬところで、自分の意見を試しにでも口にしてみることで本当に実現することもあるんだなーなんてことを学びました。
そして、今回もっとすごいのが、当初予定していたアメリカ留学時代の友人だけでなく、大学の先輩の紹介で現地で働いている日本人の方にパリでお会いできることになったり、幼少期タイに5年ほど住んでいたときにお世話になった日本人学校の先生にミラノでお会いできることになったり、今までの自分のライフステージのいろんな繋がりを生かした旅になりそうなことです。
最初からただの観光だけではなく、何か目的を持って旅をしたいな、と思っていましたが、その目的が気づいたら「人に逢いに行く旅」になっていました。
どんな旅になるんだろう、どんな新たな出会いが生まれるんだろう。とっても楽しみで、わくわくしています。
もしも、このnoteを読んでくれた人の中で、
・ロンドン
・パリ
・リヨン（フランス）
・スイス
にいる方がいらしたらぜひお会いしてみたいので連絡してくれると嬉しいです。期間は、6/21（水）〜7/7（金）を予定しています。
おわりに
こんな感じで、久しぶりの近況報告を綴ってみました。
残りあと1週間のこの学校での生活、また、残り1ヶ月弱のヨーロッパでの生活も最後まで悔いなく全力で楽しみ尽くしたいと思います。
テーマは「ゲイカップルのウエディング」
フォルケホイスコーレ、デンマークの生活など、なんでも質問がある方は気軽に連絡してください。
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