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【中学受験】久留米附設とラ・サールの受験日

今年も久留米附設とラ・サールの受験日は同じ日だった。
ついでにうちの附属中学も同日だ。

附属小学校の場合、定員を決めるためなのだろうが、附属中学に進学するか否かを聞かれる。そして進学すると言った場合には、他の中学には進学しませんと誓約書を書かされるらしい。
そんな誓約書を書いたにもかかわらず、過去には附設やラ・サールを受験して合格したら、転勤になったとかなんだとかの理由をつけて、私立中学に進学したDQNもいるらしい(真偽のほどはわからないけど)。

よって、附属中学に進学したいなら、内部受験ではなく外部受験をして入学する道が昔はあったそうだ。
つまり附属中学には進学しないと言っておいて(内部受験はしない)、外部受験をして、他の私立中学も受ける、みたいな。
小学校から中学校への内部受験はメチャメチャ簡単だが、外部受験となると日能研偏差値で50近く取らなければいけないので、一般的にはかなり難易度は高い。

久留米附設やラ・サールと別の日の受験であれば、附属中学を外部受験するという道もあったが、ここ数年はずっと同じ日の受験日になっている。
それどころか、久留米附設とラ・サールも同日受験日になってしまった。

ゆえに九州の受験生は久留米附設を受験するのか、ラ・サールを受験するのかを決めなければならない。
正直言って、1日違いでもいいから別の日の受験日であって欲しかった。
同日受験になると、どちらかを決めるしかなく、完全に一発勝負になってしまう。もしその日に体調が悪く出来が悪かったらアウトだし、その逆もあり得る。

だから、ボーダー以下にいる子にとっては有利になる。
同日受験であることによって、合格ラインは少し下がるだろうし、一発勝負だから番狂わせもあり得る。
もしこれが別の日の受験であれば、大体の子は久留米附設、ラ・サールのどちらも受けるはずなので、比較して合格ラインはいつもと変わらないメンバーになりそうなので、息子にとっては有利に働く。

そんなことをつらつら考えていたとき、息子氏が、
「お父さん、大丈夫だよ。僕開成に絶対合格するから」
「おおっ、マジで?」
「当たり前だよ。僕を信じて」
「わかった。信じるよ」
「来年は東京での生活だね」
「うん」




……と返事をしたときに目が覚めた。(*´ω`*)

(夢十一夜)

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