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【中学受験ネタ】塾講師に言われたい言葉

ツイッターで、「塾講師に言われたい言葉」のハッシュタグをつけてのツィートが流行っていた。

私は
「お子さんが第一志望校に合格しなかったら、僕はこの仕事を辞めます」
とツィートした。

ここまで先生に認めてもらったらいいなあという思いだったのだが、よくよく考えてみると、全然嬉しくないことに気づいた。

そもそも息子の受験ごときで、先生の人生まで変えてしまう――息子が落ちたら塾講師を辞める――なんて、そんなことしてもらったら困る。

それになにが起こるかわからないのが、中学受験だ。
持ち偏差値が30以上でもその言葉を言うのは憚られる。
むしろこの先生、やめる口実作りなんじゃ、とまで疑ってしまうからだ。

ではどんな言葉が嬉しいのかなあと考えていたところ、本物の塾の先生が、以下のリプライをくれた。

「試験会場にこの子以上の対策して来てる子、ほとんどいないと思いますよ」

たしかにこれは嬉しい。
これで落ちたのなら、仕方がない。やるべきことはやったのだから。
と考えることができる。さすがプロのお言葉。

ということは、裏を返せば、この言葉を言われるような行動をしていればよいのか、ということに思い至った。

受験まであと七ヶ月を切った。
息子にはイマイチ緊迫感はなし。(´ω`*)

小説が面白いと思ったら、スキしてもらえれば嬉しいです。 講談社から「虫とりのうた」、「赤い蟷螂」、「幼虫旅館」が出版されているので、もしよろしければ! (怖い話です)