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【中学受験】灘中トライアル(2)

今日は灘中トライアルテストだ。

昨日は灘中学の1日目の過去問題を解いていた。
答え合わせをしたあと、私の部屋に来た。
「100点満点中、何点だと思う?」
「よかったの?」
「38点だった」
「だいぶ悪いけど、それがいまの実力ってことだよ」
悪いにもかかわらず、息子は満足したような表情をしていた。
「なんかね、いまとっても充実してる」
「じゃあ、間違った問題がなんで間違ったか、解説を読んで見たら」
「わかった」
そう言って、戻っていった息子がまた部屋に来た。

「大問4(1)のミスさえしなきゃ、(2)(3)も合っていて、合格点取れてた」
おまえな、そういうとこやぞ、と思いながらも優しくアドバイス。
「それは大問題だよね。これが本番で出たら、泣いても泣ききれないよ」
「そうだね」

国語は合格点を取れたみたいだった。
公開模試だと必ず国語が足を引っ張るのだが、なぜか過去問題とか難問になってくると、国語は稼ぎ頭とまではいわないが、足を引っ張らなくなる。これはどういう現象だろうか。

朝起きて食事をしながら、息子氏がぽつり。
「なんだか緊張してきた」
たぶんボロボロになって帰ってくると思うけど、いい経験ができているので、きっと役に立ってくれるだろう。

小説が面白いと思ったら、スキしてもらえれば嬉しいです。 講談社から「虫とりのうた」、「赤い蟷螂」、「幼虫旅館」が出版されているので、もしよろしければ! (怖い話です)