見出し画像

あらたなスタート

3月に適応障害と診断されてから8ヶ月が経ちました。
9月末にはメンタルクリニックでの定期受診が終了しています。

私が仕事のストレスから適応障害を発症したのが3月上旬、
それから約1ヶ月休みを取り、メンタルクリニックに通院しながら仕事内容はほぼ変わらずに勤務を続けておりました。

適応障害の原因のなった在宅勤務(現在は週一回の出社必須)は、発症後逆に助けられた制度だとも思っています。リハビリ中に出社して人と会う必要がなかったのは気持ち的にとても楽でした。

今振り返ると当時は相当無理をしていた自分がいて、たくさんのことこなしつつ、同時にたくさんの人に気をつかいながら、人と自分を比較しつつ(時には落ち込み)、自分の能力以上のことを必死にやっていたように思えます。

そうなんです、そもそも私はそんなに能力が高くないのです(このことを無意識に認めたくなかったのかもしれません)。2021年から部署を異動して、これまでの会社人生の中で初めて行う業務の数々
営業数字の分析、企画の立案、新サービスリリースのためのプロジェクトへの参加(最終的にプロジェクトリーダーにも任命された)、国内各出先への緊急的な対応 などなど

自分の能力以上の事を無理しながら1年ぐらい続けていたように思います(もとをただせば 2017年にマネージャーとなってから無理して背伸びしながら走り続けてきたかもしれません)

適応障害のリハビリ中にあらためて考えたのは、自分は能力は人と比べて高くないのだから、出来なくて当たり前だなと。まして、歳をとって30代の時の様な勢いでも仕事が出来ない。臨機応変な対応(話すことを含め)、さらに大勢の前でリーダー的に話すことは苦手だしやりたくない。それに上司も含め全ての人から気に入られるのはそもそも不可能
 
ならどうするか。
やりたくない事は極力やらいようにしよう(表面上上手くやりながら)
それと全ての事をスピード感を持ってやるのは不可能だし、メリハリや優先順位(自分が大切に思う人へはレスポンスよく返すとか)をつけるとか工夫が大切だな。

リハビリ中に自分のこれまでの仕事に対する考え方、家族や生活のことなど考える時間と考え直す時間が得られたことはとても良かったと思っています。もちろん、今後社内における立場、人からどう見られるとかの不安、出世とは無縁になったことについても不安になり考えたことも事実ですが、適応障害になったことを自分で決断して休んだことは、いろいろな事に気付かせてくれた機会としてプラスに考えるようにしています。

仕事を変えた方が良いかとも思いましたが、これまで転職したこともないので基本的な戦略は、今後も出来るだけ今の会社で働き続ける方がベストだと思っています。もちろん働き続けるためには新しいこと、知らない事を吸収するなど自分を少しづつでも変えていく必要があるかもしれません。

これからは仕事もしながら 趣味のカメラやゲームなどをやりつつ人生を楽しんでいこうと思っています。
こう思える様になってほんと良かったです…

来年以降は収入が減るかもしれませんが、自分にとってストレスの少ない働き方、生き方ができるかが大切であり、いつ死んでもいいように「今を生きる」ことをこれからも意識していきたいと思っています。

最後に適応障害の際に休むことをゆるして受け入れてくれた妻に感謝です!
ありがとう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?