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【電動キックボード】300km乗った感想

みなさん、こんにちわ。自動車ライターのTKです。

移動距離300kn到達

日常の足に購入して乗っていた電動キックボードが、ついに総走行距離300kmに到達しました。

ぱっとイメージがしにくいので、東京から300km直線距離を測ると大雑把に、名古屋の手前、新潟の手前、仙台の手前くらいの距離です。

概ね購入後半年で、だいぶ乗ったなぁ、という感触です。
私の利用方法の場合、1日1kmから2kmほどの往復を走行するくらいですので、平均しておよそ3kmほどの移動をしています。

大通りはあまり使わないので、割と路面が悪い道が多い環境となります。

300km乗った感想【走行】

購入当日の写真

およそ購入後半年ほどで、300kmに到達しました。
それだけ走れば、単純計算で、総乗車時間は10時間超となる訳ですが、それだけ乗れば、自転車の飛び出しと遭遇したり、目の前の歩行者が急に立ち止まったりなど、ヒヤリハット体験がそれなりに出てきます。

電動キックボードは、自転車並みに走行音はしないし、街中にはいろいろな音が存在しますので、なかなか気づいてもらえません。
なので、相手が気づいているとは思わない走行が、最重要ポイントと感じました。

ある程度、危険予測をしながら運転するというのは、教習所でも基本として習いますが、これからの静かな乗り物に関しては、より一層の注意が必要という例になっていくのではないでしょうか。

300km乗った感想【車体】

ZERO9のリア部分

私が使用している電動キックボードは、Swallow ZERO9という原付相当のモデルです。
このモデルには、前後サスペンション機構が搭載されています。

試乗などの記事では、サスペンションは付いているが、ガタガタするであるとか乗り心地に言及したものが多いのですが、停止状態でサスペンションを確認すると、どうも10mm前後ではありますが、動いた後が残っています

ということは、少なからず恩恵は受けているといえる結果です。

では、どんな時に恩恵を受けているのか、考えながらここ数か月の間の100kmほど運転してみると、このタイミングかというのが分かってきました。

そのタイミングは、主に2つで、加減速をする時と、旋回する時です。

以前、ドン・キホーテで販売されていたモデルとの比較になりますが、加減速時に路面の段差を越えるとか、旋回時に荒れた路面を通過するといった場合に、サスペンションの有無で安定感に大きな差を感じました

一定の速度でZERO9で普通に走っていると、サスペンション付きという割には、ショックを吸収してくれないような気がします。
それは、運転者の体重だったり、段差を越える時の速度や、体重のかけ方でも差が出る部分でもあり、一概に車体のせいというわけでも無いのですが、、、
サスペンションがあることで、体重移動をうまく行うと、タイヤの接地面がグッと路面を捉える瞬間を感じることができるのではないでしょうか。

300km乗ったら、乗り方が変った

私は、キックボードに乗ると右足が前になります。
スノーボードでいう、グーフィーというスタンスになるのですが、後ろ足になる左足の使い方が変ってきました。

主に、減速時と旋回時に左足(後ろ側の足)に体重を乗せると、車体が安定します

例えば、減速時に、前輪へ荷重がより、運転者も慣性でやや前傾姿勢になってしまいがちです。その状態では、車体の軽い電動キックボードだと、リアタイヤが浮いてしまいます。

それを、減速時に左足(後ろ側の足)に体重をかけることで、前輪も、後輪もきれいに地面を捉え、安定した減速姿勢を作ることができます。

さらに、その先で旋回をする場合、体の重心を、車体の重心位置となる中央付近に合わせ、ハンドルだけでなく少し車体を倒しこみ綺麗な旋回姿勢を作ることができます。
そして、旋回の後半では、軽く倒した車体を起こすため、アクセルを開けていきます。この時、左足(後ろ側の足)に重心移動すると、フラフラせずに旋回を終えることができます。

まとめ

カスタマイズで取り付けた、社外ミラー

300kmも乗ると、かなり手足のように電動キックボードを扱えるようになります。
電動キックボードも、バイクのように体重移動を合わせていくと、2輪車特有の一体感を、電動キックボードでも感じることができると思います。

子供の頃にキックボードに乗っていた、遊んでいた人は、無意識のうちにやっていたことでしょう。
改めて、なかなかに面白い乗り物だなと思いました。

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