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『頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編』を読んだ

頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編著者:田村耕太郎 この本で得られること この本では、おおよそアホ=旧態依然の日本的体質の人たち、といった形で表し、その人達・組織や体制とのかかわり方が書かれている。 強い語気で目をひくが、内容としてはよく平台に積んである本と大きくは変わらない。 戦うな、リスペクトを忘れるな、目標に向かえ、といった内容が書かれている。 全体的には、海外に住んでいる人から日本を見た意見であり、考え方のグローバル化のすすめ、といったところである。 感想

    • 『単体テストの考え方/使い方』を読んだ

      単体テストの考え方/使い方著者:Valdimir Khorikov 訳:須田智之 この本で得られること この本は、1~3章でユニットテスト(単体テスト)の概要や基本的な考え方、よいユニットテスト、悪いユニットテストの知識を得ることができる。 4~7章では、簡単なユーザー登録のプロダクションコードの例を挙げ、それを解説しながら少しずつリファクタリングしていく。ここで、良いプロダクションコードの設計と、それに対するテストコードの方針、どのように書くかを学ぶことができる。 8~

      • 『4日間で脂肪だけをキレイに落とす本』を読んだ(本当に痩せた)

        4日間で脂肪だけをキレイに落とす本著者:坂田武士 この本で得られること 得られること、というより実践すると体重を失う。 以下は私が実践してみてお正月太りが消えたグラフである。 結果として2023年1月9日から1月12日までで3キロ減った。(これを書いている日は4日目の回復食の日) この本では、この本オリジナルであるファスティングドリンクを使った4日間ダイエットの説明がされている。 ようはファスティング(断食)によるダイエット法である。 ただのファスティングでは栄養バラン

        • 『仕事も人生もうまくいく整える力』を読んだ

          仕事も人生もうまくいく整える力著者:枡野俊明 この本で得られること この本では「ていねいに暮らす」ことを説いている。 この本の著者はお坊さん(僧侶)である。よって根本にあるのは禅の教えであり、それを「このようにすれば(暮せば)いいですよ」と優しい言葉でわかりやすく説明している。 この本で言われていることを大きくカテゴライズすると、環境を整えること、心を整えること、身を整えることの3つについてである。その大切さと、著者の提案する方法を知ることができる。方法と言っても難しいも

        『頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編』を読んだ

        • 『単体テストの考え方/使い方』を読んだ

        • 『4日間で脂肪だけをキレイに落とす本』を読んだ(本当に痩せた)

        • 『仕事も人生もうまくいく整える力』を読んだ

          『アンチ整理術』を読んだ

          アンチ整理術著者:森博嗣 この本を読んでも得られないこと 「アンチ整理術といってるけど、何かしら整理術について書いているのでしょう?」と思ったら大間違いである。書いていない。 著者は以下のように書いている。 本当にアンチだ。身も蓋もない。 しかし、この本を読むとそのように思えてくるから不思議だ。 こういった整理整頓の考えから、思考の整理とは、人間関係の整理とは、創作(著者は小説家)とは、と著者の考えが展開される。 感想 森博嗣氏は、世間的に見て天邪鬼だ。 ただ自分に

          『アンチ整理術』を読んだ

          『世界は「関係」でできている ~美しくも過激な量子論~』を読んだ

          世界は「関係」でできている ~美しくも過激な量子論~ 著者:カルロ・ロヴェッリ 訳:冨永星 この本で得られること この本は量子論の話であるが、哲学的な話でもある。 カルロ氏(『時間は存在しない』の著者)が提唱する量子論、モノの在り方についての考えを知ることができる本である。 一言で内容を言うと、タイトル通り「関係」によってすべては成り立っているという論旨。数式は1つ程度しか出てこず、例えを用いて文章で説明をしてくれている。 ただ量子論の有名どころの話をいくつか知っている方

          『世界は「関係」でできている ~美しくも過激な量子論~』を読んだ

          「悲観する力」を読んだ

          悲観する力著者:森博嗣 この本で得られること この本で書かれていることは「思い通りにいかないことに対する考察の重要さ」である。 言い換えるとリスクについて考えることの重要性が説かれている。 システム開発者などリスクを扱う仕事をしている人や興味がある人は読んでみると新しい観点を得られる可能性がある。 この本での楽観は「何とかなるだろう」で何も未来について考えないこと。 経験や常識、社会的マナーなどから導かれた「こうすれば、ああなるであろう」と考えない予測をしてしまうことで

          「悲観する力」を読んだ