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ちゆ12歳のオタク日記

芸歴20年、ネットアイドルちゆ12歳のエッセイです。サイトやツイッターに書けないこと、読んだ漫画のレビュー、アニメの感想、最近思ったこと、インターネット老人会の思い出話など、ちゆ… もっと読む
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2022年5月の記事一覧

平松伸二先生のデビュー作『勝負』、オリジナル版とジャンプ掲載版の相違点

  平松伸二先生のデビュー作『勝負』平松伸二先生は、『ドーベルマン刑事』『ブラック・エンジェルズ』『マーダーライセンス牙』といった作品で知られる、人気漫画家です。 平松先生のデビューは、高校1年生。 15歳で描いた読切『勝負』でジャンプの月例賞の佳作を取り、それが『週刊少年ジャンプ』1971年50号に掲載されたのでした。 デビュー作の『勝負』については、『ゴッドサイダー』の巻来功士先生が言及したこともあります。   『勝負』の2つのバージョンそして、平松伸二先生の

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来月も『名探偵コナン』は同じノリで『サンデーS』の表紙に居るさ~♪

『サンデーS』という雑誌『少年サンデーS(スーパー)増刊』という月刊漫画誌があります。 コナンのスピンオフ『犯人の犯沢さん』や、犬夜叉のスピンオフ『半妖の夜叉姫』が連載している雑誌です。 あと、10年以上前に『週刊少年サンデー』本誌に連載していた『KING GOLF』が、『サンデーS』に移籍して続いていたりします。 (2012年2月号から移籍して10年以上、なにげに長期連載です)   表紙は大体『コナン』さて、その『サンデーS』という雑誌、基本的に表紙はコナンです。

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1971年の打ち切り漫画『闇の戦士』の絶望

戦士=打ち切り『週刊少年ジャンプ』には、「タイトルに『戦士』が入る漫画 = 打ち切り」の歴史があります。 もちろん、結果たまたまこうなったというだけで、別に法則でも何でもないのですけど……。 並べてみると一番続いたのが『地獄戦士 魔王』というのが、まあまあの地獄です。     余談 タイトル云々に関しては、「騎士」でも似たような感じだったりします。 というか、そもそもヒット作っていうのがそんなに多くないので、「ジャンプでタイトルに○○が入る=打ち切り」なんて、色

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ネットから無料で閲覧できる国会図書館の資料が増えた件

「個人向けデジタル化資料送信サービス」開始5月19日から、ネットから無料で閲覧できる国会図書館の資料が増えました。 というのも、昨年6月に「著作権法の一部を改正する法律」が公布されて……。 一般に入手困難な資料を国会図書館のホームページで読むことが、ある程度可能な法律に変わったのでした。   補足 元々、国会図書館では資料をデジタル化する作業が進められています。 デジタル化が済んだ資料については、実際に図書館に出向いても、紙の本を読むのではなく、図書館にあるパソコ

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『クイーンズブレイド』の正統継承コンテンツ『デスボール』、なんかもう終わってしまいそう

『デスボール』とは2018年10月、ホビージャパンのメディアミックス企画『デスボール』がスタートしました。 『クイーンズブレイド』から始まった「ホビージャパンのセクシーバトルコンテンツ」の最新作が『デスボール』です。 『クイーンズブレイド』以外はよく覚えていないという方が多そうな気がしますが、いちおう、『百花繚乱』『七つの大罪』『ビキニ・ウォリアーズ』と、すべてテレビアニメ化されています。     『デスボール』公式『デスボール』が立ち上がったのは、2018年11月

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アレはとっくにウイリーだぜ! 立原あゆみ先生の『ぼくはウイリー!』が待望の電子書籍化!!

前置き立原あゆみ先生は、1970年にデビューした漫画家です。 1970年代は、主に少女・女性漫画で活躍。 1980年代からは、少年・青年漫画で描くことが増えました。 特に、週刊少年チャンピオンで連載したヤクザ漫画『本気(マジ)!』は有名です。 さらに、現在でも『本気! 終章 火薬』を連載中。 これを連載しながら、現在75歳です。   『ぼくはウイリー!』そんな立原あゆみ先生が、『本気!』の前に『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画が『ぼくはウイリー!』でした。

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『あらしのエース』は『中学二年コース』連載。病魔球の初出は1974年10月

  前置き『あらしのエース』はマイナーな漫画でしたが、2020年4月にTwitterでバズったときに知名度が跳ね上がりました。 比較的早い時期に紹介していたのは、こちらのブログで……。 という感じで、初出に関しては、ネット上に正確な情報がなさそうでした。 まあ、令和の現在では、掲載誌など気にせずアプリで漫画を読むのが健常者なわけですけど……。 マニアにとっては「いつ何に描かれたのか」も重要な情報ということで、その話をさせてください。   結論『あらしのエース』が連

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大川隆法さん、30年ぶりにノストラダムスの霊言を行う

  時空を超えて(中略)ノストラダムス!!!2022年5月3日、「幸福の科学」の大川隆法さんの新刊が発売されました。 ノストラダムスは、「1999年7月に空から恐怖の大王が降ってくる」という予言で有名な人物。 1970年代~1990年代に流行しました。 しかし、1999年には特に何も起こらず。 ノストラダムスは過去のコンテンツとなってしまいました。 その1999年から22年も経った現在に、ノストラダムスの新刊を出してくれる。それがハッピーなサイエンスです。  

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『コンセント』『失恋回収省』の三墨正季先生は、あの後、何を描いたのか

第15回手塚賞それは、1978年(昭和53年)のこと。 三墨正季さんという新人作家が、手塚賞に準入選しました。 受賞作は、『失恋回収省』と『コンセント』。 手塚賞に2つの作品を送ったところ、どちらも良かったので「あわせて準入選」という扱いになったのでした。   余談:1978年の同期 『コンセント』『失恋回収省』の準入選と同時に発表されたのが、あの『ロックンロールベースボール』の原作賞入選でした。   『コンセント』三墨正季先生の受賞作『コンセント』は、『月刊少

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MMR緊急報告!! 『週刊少年マガジン』の二点リーダーは滅亡する‥!?

小学館の句読点漫画の中で使われる記号や句読点について、出版社によっては謎のルールが存在します。 有名なのは、小学館の漫画には句読点があるというヤツです。 フキダシの中に「、」「。」が入っていたら、だいたい小学館の漫画だと予想できます。   『名探偵コナン』のこと ちなみに、『名探偵コナン』も小学館ですが、やたらと末尾に「…」が付くため、ほとんど「。」がありません。   『デビルマン』小学館バージョン 『デビルマン』は講談社のマガジンで連載した漫画ですが、201

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