アレはとっくにウイリーだぜ! 立原あゆみ先生の『ぼくはウイリー!』が待望の電子書籍化!!
前置き
立原あゆみ先生は、1970年にデビューした漫画家です。
1970年代は、主に少女・女性漫画で活躍。
1980年代からは、少年・青年漫画で描くことが増えました。
特に、週刊少年チャンピオンで連載したヤクザ漫画『本気(マジ)!』は有名です。
さらに、現在でも『本気! 終章 火薬』を連載中。
これを連載しながら、現在75歳です。
『ぼくはウイリー!』
そんな立原あゆみ先生が、『本気!』の前に『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画が『ぼくはウイリー!』でした。
※時系列
『週刊少年チャンピオン』1985年24号:『ぼくはウイリー!』連載開始
『週刊少年チャンピオン』1986年22号:『ぼくはウイリー!』最終回
『週刊少年チャンピオン』1986年38号:『本気!』連載開始
「アレはとっくに ウイリーだぜ」
『ぼくはウイリー!』の単行本第1巻の表紙は、こんな感じです。
ウイリーとは、バイクの前輪を浮かせて走る技術。
表紙にもバイクが描かれていて、バイク漫画であることは一目瞭然……などと思ったら違います。
実は、この漫画の「ウイリー」という言葉は、主におちんちんの勃起の比喩なのです。
第1話の冒頭から、ナンパした女の子の部屋に招かれて「アレはとっくに ウイリーだぜ」と、股間のバイクが70~80度にウイリーする主人公。
その後も、「立ちました」「わっ ウイリー!」
と、コマに重なるバイクで角度が表現されたりします。
さらに、早漏の暴発は「ウイリーがクラッシュ」と表現。
それから、少女漫画風に「なんかせつなくて悲しい… 一瞬見た わたしのまぼろしのおちんちん……」などとポエムすると同時に、
おちんちんのメタファーとしてバイクを見つめている、そんな漫画が『ぼくはウイリー!』です。
電子書籍発売!
それが長いこと電子化されていなかったのですが、本日、ついに電子版が発売されました。
これでKindleでもウイリーだぜ!
てことで、今日言いたかったことは以上です。
電子版が発売されたばかりの漫画について、あまり詳しい内容を紹介したくないですし……。
もしもウイリーに興味を持ったら、実際に読んでみてほしいです。
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