見出し画像

Dance 4 All 〜 明倫こども広場WS

ふりかえれば、私、チチカカコ初美は、
この10年、地域・ダンサーのみなさん、10歳長男と6歳長女との
濃い年月を重ねさせてもらっている。

ダンスな暮らしの直接のきっかけは、
京都芸術センター主催、2009〜2014年度に開催の「Dance 4 All」事業。

私は、2010年10月のお試しワークショップに生後半年の長男をカゴに入れて参加し、2011年1月には砂連尾理さん率いる「おかんチーム」として母子での初舞台を踏んだ。


★ しろうともダンス ★

実のところ、私はあまりダンサーとしての自覚はないし、
月に1−2回ワークショップ内で踊る程度の日曜ダンサーだ。

私のダンスの素養は、美術史を専攻する学生時代に参加した「京都の暑い夏(現、京都国際ダンスワークショップフェスティバル)」に端を発する。バレエやヒップホップなどスタイルあるダンスには興味がなかったが、アートや音楽体験の延長で「ビギナークラス」をシリーズ受講し、コンテンポラリーダンスの十人十色な身体表現世界を楽しんだ。カラダ、表現ってこんなに奥深い!

とはいえ、数期参加した後は就職でダンス・京都から離れていた。しかし、2010年春の第1子出産直前に、たまたま京都芸術センターがある明倫学区に入居できた。そして「近所だし、赤ちゃんの機嫌がわるくなったら途中で帰ろう」と、「老若男女、経験問わず、どなたでも」なコミュニティダンスの事業に気軽に参加。そして結果としてこの10年間、お母ちゃん&ちょっとコミュニティダンサーな生活をしている。


★ 京都と自由なダンス ★

思い起こせば、京都のコンテンポラリーダンスな方々があっての、コミュニティーダンサーな私だ。

Dance 4 All を企画・制作協力したNPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)さん、Dance 4 All 2009-11年度の総合ディレクター北村成美さん(しげやん)、12-13年度の黒澤美香さん、14年度(公演は2015年5月)おやこチームのえりんぎちゃん、そして一緒に参加した文字通り全世代で個性豊かなダンス仲間たち。

他にも京都で活躍する、Kyoto Dance Exchangeさん、ロスホコスさん、Monochrome Circusさん、セレノグラフィカさん、山田珠実さん、ヤザキタケシさん、砂連尾理さん、寺田みさこさん、由良部正美さん、康本雅子さん、伴戸千雅子さん、辻野恵子さんなど、いろんなワークショップや公演に触れてきた。あくまで、単発、素人としての参加だけれど、その積み重ね?が前投稿の”感動”なあり方につながったらしい。


★ 毎月ワークショップ ★

Dance 4 Allおやこ公演での勢いから、ご縁・タイミングが重なって、「こんなに楽しいコミュニティダンスをもっと多くの人に味わってもらいたい」と私は、「明倫こども広場」ダンスワークショップシリーズを2015年7月からほぼ毎月運営させてもらっている。京都芸術センターのお向かい、明倫自治会館(元 明倫幼稚園の建物)の気持ちの良い木造ホールにて。地域住民であることx諸先輩方の自治・開拓xダンスの各種ご縁の幸せな結びつき。

明倫こども広場ワークショップのメイン・ナビゲーターは、Dance 4 All 2015年5月公演振付のえりんぎちゃん。そしてえりんぎちゃん次女ちゃん産休のタイミングで、2017年1月からはチチカカコまどかさんの「カラダと声であそぼう」もほぼ毎月、また時折チチカカコめいこさんのワークショップがひらかれている。


★ めぐりあわせ ★

チャレンジできる場所と、ダンサー・振付家・制作の思いと、ノリのよい参加者たち。ハード、ソフト、コミュニケーションの掛け合わせが、チチカカコの5年の蓄積につながっている。

ほんと、いろんなご縁あっての、明倫こども広場(私は第4代目の代表)、チチカカコだ。

Dance 4 All、ダンス フォー オール、みんなのためのダンス。
そのスピリットは、当初の想像を超えた、創造へと脈々とつながっている。


出会い、機縁に感謝!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?